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ワーホリに必要な英語力 【結論:ゼロでも可能】
結論から言うと、
英語力ゼロでもワーホリできます。
僕は実際に、
知り合い、英語力共にゼロの状態からニュージーランドのオークランドという都市に来て、
語学学校などには一切通わず(というか金銭的に通えず笑)
ワーキングホリデーとして生活しています。
といっても、英語は週に1回話すかどうかです。
ニュージーランドというと、英語が母国語で公用語ももちろん英語です。
つまり、生活は英語環境のはず。
しかし、あろうことか、
僕は渡航してから英語力が格段に落ちました笑
渡航前は、
「現地に着いたら外国人の友達作って日常会話くらいなら難なく話せるようになって…」
という理想を抱いて、
中学程度の文法をやり直してインプットし、
それをオンライン英会話やHello Talkという言語交換のマッチングアプリでアウトプットする日々を送り、
文であれば言いたいことはある程度伝えられるように。
「これで少しは会話でもコミュニケーション取れるっしょ!」
と意気込み、いざ渡航。
しかし、現実は甘くありませんでした。
スピーキングは、オンライン英会話やアプリでアウトプットしていたこともあり、
割と自信があったのですが、
発音が悪すぎるせいで、まあ伝わらない笑
そして問題は、リスニングです🎧
とにかく相手の言っていることが一言もわかりません笑
よく考えれば当たり前で、
オンライン英会話はこちらがお金を払い、
英語に不慣れな日本人を相手に、
フィリピンなどの先生方が、
文法通りに超絶ゆっくり話してくれています。
しかし、大体の現地の人はそんな手加減はしてくれません。
「自分が言いたいことは伝わらない、
相手の言っていることは聞き取れない」
こんな状態で会話になるはずもなく、
ただ気まずいだけの空気になります😥
最初の頃は
「気にせずガッツで乗り越えよう!」
と思い、
いわゆる出川イングリッシュ的に果敢に会話に挑んでいましたが、
次第に、相手に申し訳ないと思う気持ちや、
会話にならなくてつまらないと思う気持ちが大きくなり、
自然と英語を遠ざけるようになりました。
そして気づけば、家も職場もオール日本語環境になっていました。
◯英語力ゼロでも問題ない理由
【大切なのは自分の目的】
この流れで「英語力不要」というのはおかしい話かと思われるかもしれません。
しかし、あくまでも僕のワーホリの目的は、
①初の海外生活を経験すること
②外国人の友達を作ること
です。
①はワーホリに来た時点で達成済み。
②は、前述したように、会話にならず外国人を遠ざけるようになってしまったので、むしろ後退😅
なので、残り1ヶ月のワーホリで、
友達を作る程度=少しでも日常会話ができる程度
に向かって進もうと思っています。
もしこれを読んでくださっているあなたの目的が、
「何となく海外生活がしてみたい」
など、特に英語を伸ばすことに重点を置いていないのであれば、
英語力ゼロでのワーホリは問題ないと思います。
◯英語力ゼロの注意事項
ただし、注意事項もあります。
1.外国人の友達を作りたいなら、絶対に英語は勉強してくるべき
上述したように、実際僕が出川イングリッシュで挑んで失敗した一人です。
多分これを読んでくださっている方は、
出川さんのようなメンタル&コミュ力おばけタイプではないと思うので、
しっかり勉強して、
ある程度会話ができるようになってから来たほうが絶対にいいです。
ワーホリは1年しかないので😓
2.語学学校について
英語力ゼロでワーホリに行く方で、語学学校に通える資金のある方は、
しっかりまとまった期間、通うことをお勧めします。
僕はワーホリに来て、SNSなどで知り合った日本人とよく会ってきましたが、
英語が話せる人の多くは、語学学校に行っていたり、過去に留学経験があったりしています。
あくまでも僕の肌感覚の話ですが。
なので、「資金はある程度あるけど、英語力はない」
という方は、学校に通った方が、その後のワーホリ生活を充実させられるのではないかな、と思っています。
ワーホリは一年という限られた期間なので、できれば学校に通う期間はワーホリビザを使わずに渡航して、その後ワーホリに切り替え、というのがベストかもしれません。
3.国選び
日本人がある程度多い国や、
移民に寛容な国を選びましょう。
英語などの現地の言葉が使えないのなら、
日本人と関わることになります。
となると、日本人は多いに越したことありませんね。
さらに、
移民に寛容な国=英語ができない人の扱いに慣れている
国です。
僕はニュージーランドを選びましたが、ここは移民国家で街を歩いていても本当に多国籍なのが一目瞭然です。
日本語も一日一回は必ず聞こえてきます笑
仕事面でも、ニュージーランドのローカルレストランでトライアルをした際、
指示がほとんど聞き取れなかったにも関わらず、相手はそういったワーホリの扱いに慣れているのか、嫌な顔一切せずに教えてくれたりしました。
4.就ける仕事が限られることを覚悟する
英語ができない=その国ではマイノリティです。
それによって就くことができる職は限られてきます。
例えば…
・ジャパレスのキッチン(ホールも接客の仕方など、店の形態によっては可能)
・ニュージーランドでいうとフルーツピッキングなどのファーム
・その他日本人が経営する会社
など。
(具体的な仕事の探し方は、僕の【ワーホリ徹底ガイド 第12回】をご覧になってください)
◯まとめ
英語ができる人に比べると、
日常生活でも困ることがあるかもしれません。
自分が少数派だと感じることもあります。
しかし、お伝えしたように、
日本人が多く、移民に寛容な国を選べば、
英語力ゼロでのワーホリは十分に可能
だと言えます。
「海外生活をするためにワーホリに行きたい」
「日本より給料が高い海外で出稼ぎしたい」
など、英語学習や外国人の友達を作ることに重点を置かないのであれば、
英語力を理由にワーホリを諦める必要は全くありません!
不安なのはわかりますが、
今はインターネットやテクノロジーが発達しています。
分からないことはググればいいし、Google翻訳やDeepLで翻訳すれば大抵のことは解決します👍
◯最も伝えたいこと
こちらは、僕が尊敬するYouTuberのタロサックさんが、
ワーホリをするにあたって大切なことについて話されている動画です。
何より大切なのは
「自分なりのワーホリの目標をもつこと」
です。
英語力ゼロで渡航して、そのまま身に付かずに帰国すると
「え?海外に住んでいたのに英語話せないの?」
と言われることもあるかもしれません。
でも、大切にしてほしいのは、自分のワーホリスタイルです。
皆が英語力を伸ばしたり、海外の友達を作ることを目的にワーホリに行く訳ではありません。
もちろん、そういった目的がある人は、
しっかりと基礎を身につけてから渡航して、
英語環境で生活した方がいいです。
そして、そういった人が多数派なので、
流されそうになることもあるかもしれませんが、
常に自分の軸をブラさないことで、英語力ゼロのワーホリも立派な人生経験になると思いますよ。
皆さんが勇気ある一歩を踏み出せることを祈っています😌
ご質問やご相談はお気軽にtwitterのDMにおこしくださいね😌
Johnny