デビューから5年。「5人」として最後のKing & Princeの日に思うこと・・・
2023年5月23日。
2018年5月23日の「シンデレラガール」デビューから5年。
そして今日。2023年5月22日。平野紫耀、永瀬廉、高橋海人、岸優太、神宮寺勇太。
5人として最後のKing & Princeの日。
私がこのグループを応援するようになってから、記憶が走馬灯のように蘇ってくる。
私は、このグループが結成される前、彼らがジャニーズJr.の時代から注目をしてきた。
特にセンターの平野紫耀さんについては、これまで何度も述べてきているが、2013年に上演された「ANOTHER」という舞台で初めて見て、「この子は絶対にスターになる!」と確信し、案の定、自分が思い描いた通りのスター街道を歩み続けてきた人である。
2015年に前身となる「Mr.King VS Mr.Prince」というユニットを結成。その後、「Mr.King」「Prince」それぞれ二つのユニットに分かれて活動するようになる。私が平野さんが確実にデビューに向かって進んでいると確信したのが、2014年にテレビ放送された「ファイト!YOUたち ~ジャニーズJr. No.1決定戦~ 」というバラエティー番組である。この番組で平野紫耀さん、永瀬廉さん、高橋海人さんが最終審査まで残り、歌唱シーンが放送された。重要なのが、他の候補者もいる中で、収録ではおそらく全員がパフォーマンスしたのだろうが、実際にオンエアされたのが、この3人のみであったという点である。この時から既に、ジャニー氏はグループの構想を練っていたのは容易に想像でき、実際にその後は前述した通りになっていく。
King & Princeというグループの魅力は当然人によって違うだろう。それは当然である。よく言われるのは、ダンスがうまい、ビジュアルがいい、楽曲がいい、などの点があげられると思うが、私は主に以下の3つの魅力があるグループだと考えている。
・ダンス、歌、トーク、どれをとっても全員スキルが並外れて高い
・全員スター性がある。誰がセンターに立っても違和感がない
・組織のトップ(ジャニー氏)にとっての最高傑作
今の時代、多様性というのもあって、ジャニーズに限らず、基本的にどのグループも人数が多い。そうなると、大なり小なりグループ内で格差や序列などが生まれるとは思うのだが、このKing & Princeというグループは冗談抜きで見事なまでに全員が輝いている。こんなグループはなかなかないだろう。今日は5人としての最後の日に思いを馳せる日なので、詳細の分析などは割愛するが、おそらく今後、このグループに匹敵するグループは少なくとも、もうジャニーズ事務所からは出てこないだろう。そう思うほど、素敵でスーパースターが揃ったグループであったのは胸を張って言える。
今、ジャニーズ事務所が色々と世の中を騒がせている。詳細は言うまでもないが、完全に第三者的視点で言わせてもらえれば、「今のジャニーズ事務所は少なくとも一企業、一組織としては完全にダメな会社」だと考えている。SMAP解散、嵐の活動休止、そして今回のKing & Princeの脱退。客観的に見れば、何故わざわざ自社の有力商品を破滅に追いやるのか。自社の売上利益を自社で失わせていると見えるのは明確である。それでは何故このようなことになったのかと言えば、先日のジュリー社長のコメント内容にも含まれていたが、全ての原因は創業からずっと「家族経営の会社」であるという点に尽きるだろう。せっかく優秀な商品(タレント)を保有していても、それを運用する会社がしっかりとマネジメントやマーケティングができないとまさに「宝の持ち腐れ」になってしまう。もうこれ以上、価値あるグループをバラバラにすることだけはあってほしくないと心から願っている。
正直、最も皮肉なのが、ジャニー氏は「キンプリは世界で通用するグループ」と評価していたのに、今、自身の問題で海外進出のハードルが高くなっているというのがとても残念である。
King & Princeは明日から永瀬廉さん、高橋海人さんの二人体制になる。しかし、少なくとも自分は引き続きこのグループを応援していく考えであり、ファンクラブも継続する予定である。勿論、一番応援しているのは平野紫耀さんだが、(今世の中で悪い意味で話題になっているが、それとは完全に別で「プロデューサーとして」尊敬しているという意味で)やはりジャニー氏が生み出した最高傑作のグループである事は紛れもない事実なのだから・・・
しかし、明日以降のKing & Prince同様、「元King & Prince」としての平野紫耀さんも応援していく。彼は、(完全に自己満だが・・・)自分がJr.から見つけた最高の逸材であり、明確なサクセスストーリーを歩んでスターになった人なので、間違いなく今後も活躍の場を見せてくれるだろう。彼は海外思考がとても強いと思うので、今後の海外での活躍も大いに期待しているし、もし個人ファンクラブなどを開設すれば間違いなく入会するだろう。とにかく、まだまだ若いし、これからの人生とても長いと思うので、活躍を期待している。
20日に放送された「Venue101」(NHK)の5人でのラストパフォーマンスの際、ラスト曲「Beautiful Flower」における全員の涙。あれは演出でもなんでもなく、今までの彼らの思いや苦労などが自然と溢れ出てきたのだと思う。それくらい、彼らは素直で繊細な「Theアーティスト」だと私は信じている。
最後に、絶対忘れてはならないのが、King & Princeは「6人」のグループであったということ。
平野紫耀、永瀬廉、高橋海人、岸優太、神宮寺勇太、そして、岩橋玄樹
これは紛れもない事実であり、日本の芸能史にまた一つ、伝説の1ページが刻まれるだろう。今日という日を大切に噛み締め、明日からまた新たな形として生まれ変わる「新生King & Prince」に期待したい。
今日一日は、ファーストコンサートツアー「King & Prince First Concert Tour 2018」のDVDをループ再生して過ごそうと思う。
アリーナ前方で彼らの晴れ姿を見守ったあの時の記憶を思い起こしながら・・・
Forever King & Prince!!!
Forever 平野紫耀!!!
Forever 永瀬廉!!!
Forever 高橋海人!!!
Forever 岸優太!!!
Forever 神宮寺勇太!!!
Forever 岩橋玄樹!!!
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