『氣』という存在と元氣に(氣・血・水)論

今回は、

常に私が一番といっていいぐらいに『氣』になって仕方がない『氣』についてお話ししたいと思います。

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『氣』という存在と元氣に

(私は気ではなく『氣』が好きですので、『氣』を使います。この事については今度お話ししますね。)

東洋医学は、「氣の医学」とも言われていて、東洋医学の基本思想として『氣・血・水』論というものがあります。

『氣』とは

生命エネルギーをあらわし、生命の源とされています。また、神経機能をさしています。

『血』とは

主には血液のことをあわらし、全身に巡り、栄養や酸素などを運びます。

『水』とは

血液以外の液体(汗・唾液・尿・関節液)などの体液をあらわしています。水分の代謝や免疫系などにかかわってきます。

東洋医学では、この3つのバランスが健康のホメオスタシス(三角関係)としており、バランスが崩れると様々な不調になると考えられています。

その中でも、『氣』の存在は大きく、氣が全てを司っているといっても過言ではないのです。

また、皆さんも聞いたことのある経絡とは、氣の道であり、経穴(ツボ)はこの道の交差点みたいな感じです。

人が不調になると氣の状態が色々と変化して、凝固したり様々な不調をきたし、最終的に身体に病氣というカタチとして表れてきます。

この様に氣とは目に見えないものではありますが、とても大切でそしていつも我々と共に存在し続けているのです。氣という存在がなければ、私達は生きる事さえできません。

そうですね！

何氣なく吸っている【空氣】も氣の一つなのですよ。

では、この切っても切れない氣の存在がどれ程日常に存在しているかいくつかあげてみましょう。

・空氣・元氣・病氣・天氣・陽氣・陰氣・活氣・氣楽・電氣・氣分・氣力・覇氣・氣持ち・やる氣・氣晴らし・氣になる・氣を配る・氣を付ける・氣合い・人氣・氣にする・氣に入る…などなど。

まだまだ沢山あり過ぎます。

この言葉は全て『氣』を表現したものです。

例えば、【元氣】なら氣が元になる　または、元でいること。反対に、【病氣】は氣が病になる。【氣持ち】は氣の持ちようです。

その持ちようで氣持ちはいかようにも変わるという事でしょう。

この言葉の多さからみてもいかに『氣』という存在が我々の日常に大きいかが感じとれるはずです。

また、この氣の存在を全面的に表現しているマンガ(アニメ)があります。

何だかわかりますか〜？

男子だったら皆んな知っているはず……

そうです「ドラゴンボール」です。私、大好きです！！（笑）未だにドラゴンボール超を毎週録画して見ています。

ドラゴンボールを知っている人はわかると思いますが、悟空を始め、ベジータ、ピッコロ、トランクス、悟飯などの登場人物は皆、『氣』を使って戦います！

・かめはめ波は(内気功)

・元氣玉は(外気功)

と言ったところでしょうか？？

そして、悟空は修行を怠らずに肉体、精神を鍛える事で氣を。これは当に東洋医学の『氣・血・水』を高めている事になると私は思います。

そして、悟空は勇氣・覇氣・元氣・正氣に加え、怒りの氣をコントロールする事により、超サイヤ人になり、今では、神の氣まで纏えるようにになりました。

普段、何も考えて無さそうな『陽氣』な悟空ですが、「強い奴と戦いたい！」という素直『氣持ち』が自分自身をワクワク、ドキドキさせて、『やる氣』を出させて、強くなる！

その、エネルギーは周りの仲間や人々たちに『勇氣』や『元氣』を与えていくのです。そして、正しい氣、前向きな氣は世界を救う力があると思うのです。

ドラゴンボールの作者である鳥山明先生の意思とは違うかもしれませんが、私は思います。

この様に、『氣』はいつもどんな時も我々と共にあり、その割合は、現実世界を1：氣の世界9の割合ぐらいではないかと思います。言い方を変えれば、現実世界は氣が形になった一部とも言えます。

『氣』は食物や草木、動物と、自然界全てに宿っています。もちろん、あなたにも。。

そして、そこには心があり、生命があるものです。

人間も昔は、常に『氣』を感じ、『氣』と共に生き、常に『氣』に感謝をして過ごしていたのだと思います。そうでなければ、『氣』を使った言葉があんなに無いはずです。

しかし、最近ではその『氣』の存在を忘れてしまっている傾向がある様に思います。その証拠に不自然な、食物や犯罪や病氣が増えつづけていますよね？

天氣までもおかしくなって来ています。。

それに「いただきます」を言わない子供が多くなっていると言います。何かがおかしく感じます。

今の時代は、物や情報、食があふれて、『氣』が迷子になってしまう時代です。だからこそ信じてほしいのです、自分を。

感じてほしいのです、あなたのその『氣』を。

色々なことがあって、人生です。人生は氣の修行です！

悟空がそれを教えてくれています。

そして、いつかドラゴンボールの主人公の孫悟空のようにこの『氣』を自由に操ることで

不可能と思っていることも可能になる人生を歩めるようになり、そこには、『元氣』な笑顔がある。