【FASS検定（経理・財務スキル検定）とは？】試験の概要から勉強法まで解説！
こんにちは、じょんです。
いつもご覧いただきありがとうございます！！
今回紹介するFASS検定（経理・財務スキル検定）は、経理・財務の知識を体系的にチェックして、実務力を高めるための資格です。
あまり知られていないかもしれませんが、実は経理や財務の仕事をしている方にとって、非常に実務的で役立つ試験なんです。
この記事では、FASS検定の概要から、効率的な勉強法やおすすめの教材まで、合格に向けたポイントをシンプルに解説します。
経理・財務のキャリアアップを目指す方には、ぜひ押さえてほしい内容です。それでは、どんな試験なのか早速見ていきましょう。
FASS検定の概要
主催者・目的
FASS検定（経理・財務スキル検定）は、一般社団法人日本CFO協会が主催する試験で、経理や財務業務に必要な実務スキルを測ることを目的としています。
企業における経理・財務部門の基礎力向上を目指し、実務に役立つ知識やスキルを網羅しています。
試験内容・日程
試験は「資産」「決算」「税務」「資金」の4つの分野で構成されており、経理・財務・税務など幅広い知識を問われます。
またこちらの資格の結果は単純に合否でなく、点数によりAからEまでの５段階に評価されるかたちとなります。
試験日程は年２回（上期5月～7月・下期11月～1月くらい）実施。
全国にある試験センターのPCで受験します。
具体的な試験内容・日程はFASS検定の公式サイトで確認を
【重要！！】受験におすすめの方
FASS検定は企業で経理・財務業務を数年経験している方、または経験は浅いながらも関連性の高い資格（簿記2級やビジネス会計検定2級、ビジネス実務法務検定2級、全経税法能力検定の法人税・消費税など）を取得し、出題範囲についてある程度の基礎知識を持っている方に受験をおすすめします。
この検定は、経理・財務スキルをチェック・確認する目的で設けられており、一から新しい知識を学ぶものではありません。
試験範囲が非常に広いため、効率よく学習を進めるには基礎知識が整っていることが前提となります。
なので経理未経験の方や経験が浅く簿記程度の資格しか持っていない方にとっては学習効率が悪く、おすすめできません。
未経験の方は簿記２級の取得や転職活動、微経験の方は業務経験を積んだり
上で説明した関連性の高い資格の取得を優先してください。
関連性の高い資格のいくつかは以前の私の記事で紹介しているのでそちらもチェックしてください。
勉強期間
期間の目安としては、経理・財務の経験者や前項で紹介した資格を取得しているかたであれば2か月を見込んでおくと良いでしょう。
勉強方法や問題集について
勉強方法
経理・財務の経験者や関連資格を取得している方の受験を想定しておりますので、過去問・問題集をひたすら解く→できなかった部分を見直すといった勉強スタイルで良いかと思います。
おすすめ過去問・問題集
１，経理・財務スキル検定公式学習ガイド・問題集
開催元の日本CFO協会からでている過去問です。
おすすめではなく必須というくらい重要なので絶対買ってください！笑
こちらをひたすら解いてわからないところは解答を読んで理解するのが基本となります。
購入は下の公式サイトからとなります。
２，改訂４版 経理・財務スキル検定【ＦＡＳＳ】テキスト＆問題集
こちらはテキストと問題集が一体となっているものです。
上で紹介した過去問はテキスト部分はなく、解説も簡潔なものとなるため
こちらの書籍を合わせて使うのがおすすめです。
基本的には上で紹介した過去問＋この書籍or３の書籍をやるのがいいかなと思います。
３，FASS スピード問題集 第3版 [経理・財務スキル検定](TAC出版)
TAC出版が出している問題集。
過去問にプラスして問題演習をもっとしたい場合は２よりこちらのほうがおすすめです。
最後に
いかがだったでしょうか？
FASS検定は自分の経理・財務の知識をチェックしたい方にとっては非常に有益な資格であると思います。
ぜひ興味のある方は受験を検討してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました！！
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