五円に紛れ込む十銭とのご縁【祖母の家に住みついた孫。】
祖母の家を掃除していると古い小銭が出てきた。(祖母の家あるある)
汚っねぇのでちょいと洗ったら五円玉だった。
昭和59年の五円玉だぁ!!
お前さん、何年前の五円玉さんですかい?
調べてみると39年前の代物でした。
意外と若いな!笑
んじゃこっちの五円玉は??
昭和26年…72歳!!いや「歳」って人じゃないんだから!!
ん?え??なんかフォント違くないっすか??
あれれ〜おっかしいな?うん…ふんふん…(見比べている)
やっぱ違うなぁ?!
調べてみますとこちらの五円玉楷書体と呼ばれるフォントの持ち主。
昭和24年から昭和33年までに製造された硬貨なのです。
意外と短い期間に生まれたんやね…君は…君の名は??
よくみてみると「国」の漢字が「國」になっています。
この特徴がある五円玉のことを通称:筆五というらしいです。
あなたの名前は筆五って言うのね!!
ヘぇ〜珍しいものが見れたなぁ。
そういやもう一枚あったな。これも筆五かな?と思い見てみる。
誰だお前。
お前、俺が目ぇ悪いからって紛れ込めたと思うなよ?
二度見したわ。えっ?てなったわ。
誰なのよ!あんたは!!
こちらの硬貨は昭和13年から昭和15年までに製造された十銭玉。
五円玉ではない。(ここ重要)
昭和12年に勃発した日中戦争の影響を受け(前代の十銭ニッケル貨を鋳潰して軍事用のニッケルを確保するため)この姿にされた。
というかこの十銭玉ってかなりコロコロと姿を変えている。(小銭だけにね!)
その理由は戦争で物資として必要になったから。
最初の十銭玉は銀80%銅20%で穴も空いてなかったんですって。
へぇ〜!そうなんだ〜!なんか調べるの楽しいな!!
ん?待てよ…
別の十銭玉、あったぁぁぁぁぁ!!笑
(掃除してると、そこらじゅうからよくわからんもんが見つかるんすよね…)
おい!五円玉にそっくりな十銭玉よ!!
お前の友達おったぞ!よかったな!!私も友達欲しい!!笑
ついでに他の友達もおったぞ!!
ここに載せとくぞ!!
ふぅ〜。
本当はこれ以外にもあったけどキレイにしてないからここまでにしよう…
ちなみに自分が気になった五円玉と十銭玉の厚みを比べた写真もここに貼っときますね。もしかしたら誰かの参考になるかもしれないんで。(誰の?)
ちょっとの差で十銭玉の方が厚みがありましたぁ!ふぅ〜⤴︎⤴︎(楽しんでる人)
今回の日記で謎のテンションが上がった孫なのであった…
(ばっちゃん、ここの家は楽しいね)