
初めての海外旅行9日目(インドネシア)
こんばんは。僕は今インドネシアのジョグジャカルタという街にいます。飛行機が着陸してから寝るまでの間に起こった出来事を綴ります。今回もよろしくお願いします。
ジョグジャカルタ空港にて
飛行機が着陸して空港に入ると、入国審査が待っていました。インドネシアに入国に必要な書類は3つあります。1.VoA(到着ビザ) 2.税関申告書 3.出国用のチケットです。僕はVoAをまだ取得していなかったので、空港内のカウンターで購入。まだ現地通貨を持っていませんが、クレジットカードが使えます。クレジットカードで無事にVoAを取得し、入国審査の列に並びました。「How many days?」とだけ聞かれたので、「7days」と答えると、入国スタンプが。日本のパスポートの偉大さをここでも思い知ることになります。
無事に入国が終わると、この後税関を通過する必要があります。預け入れ手荷物を受け取り、事前にインターネットで作成していた、税関申告用のQRコードを税関のカウンターで読み込ませます。すると税関職員が、「今回の目的はなんですか?」とか、「前の組とは別ですか?」(前の組も日本人だった)とか、聞いてきました。難なく質問にも答え、無事にカウンターは通過。次はX線検査です。全ての荷物を機械に通し、止められないかヒヤヒヤしていました。前を見るとキャリーバッグを開けさせられている人が。「嫌だなぁ」と思いながら荷物が出てくるのを待ち、すぐに取って、早足で出口へ向かいました。無事に通過できたようです。
空港の到着ロビーに着くと営業の嵐。タクシーどうですかー?両替しませんかー?などなど。かなり押しが強めです。はっきりNoを言うことを覚えた僕は、「No,Thank you」と笑顔で答え、キャッシングに向かいました。キャッシングできる最大の125万インドネシアルピア(およそ12500円)をキャッシングし、鉄道駅へ向かいました。鉄道は早めに売り切れてしまうことを知っていたので、事前に入手済。電車の時刻を待ちます。17:30には駅に着いたのですが、飛行機の遅延に備えて18:45のチケットを買っていたので、食事をすることに。駅構内でご飯屋さんを探しました。ここでも押しの強い店員さんの話を聞き、インドネシア料理屋さんで食事をしました。注文したのは、牛肉の煮込みwith ライス、きゅうりジュース、ダラダラ食べるためのポテトです。きゅうりジュースは、フィリピンのコンビニで売られているのを飲むはずでしたが、飲むことができなかったので2カ国越しのトライ。飲むときゅうりの青臭さが口の中に広がります。少し口の中で転がすと
「うまい、、、、」
そう思いました。かなりクセになる味です。
少し砂糖を入れてもらって飲んだのですが、これが本当に美味しい。おそらく飲んでみないと良さは伝わらないので、ぜひ一度飲んでみてください。もし日本で作っても美味しかったら、皆さんにまた報告しますね笑 牛肉の煮込みも適度な辛さで非常に刺激的。すごく美味しくいただきました。これら三つでおよそ1250円。空港価格だからでしょうか、あまり物価の安さは感じられません。食べ終わると、そろそろ電車の時間。駅へと再び戻りました。
電車の中は特になにもなく、外も暗くて何もみえなかったので、割愛します。
ジョグジャカルタ駅到着
ジョグジャカルタの駅に到着して列車を降ります。するとここでもまた営業の嵐。押しが強いのはこの地域の特徴なんでしょうか。これらを、軽くあしらいながら外に出て、タクシーでホテルに行くことにします。が、grabアプリがかなり不調です。仕方がないので一度駅の待合ゾーンに戻り席につきました。「500円でどう?」またタクシーの営業がやってきます。grabアプリは事前に料金がわかりますが、その分料金が高めなのが特徴。比較のためにgrabアプリを開くとこちらは250円ちょっと。かなりふっかけてきてます。「高すぎるよ」と伝えると交渉が始まります。いくらなら乗る?と聞いてきたので「250円」と伝えると、なんかごちゃごちゃ言ってます。知ったこっちゃないです。grabが使えないので少しくらい負けてやっても良いかとgrabより少し高めの300円というと、向こうが600円を提示。「なんでさっきより高いんだよ」と思い、
「Are you kidding me??」(バカにしてんの?)と少し半ギレの僕。「もう良いどっか行けよ」と手であしらいますが、どんどん人が営業に来ます。grabで見ても500円だよとほかの人が画面を見せてきますが、ラグジュアリーカーを呼んだ時の価格。こいつら観光客をカモにしようとしてます。「NoNo」とあしらいます。「この人300円」で行きたいんだってよ、などと話している詐欺師たち(笑)「じゃあトゥクトゥクはどうだい?」とか聞いてきますが、もう知らない。うるさい。この街の治安レベルがわからないので不安でしたが、歩いて行くことにしました。
歩いて徒歩10分ほどでホテルにつきました。なんでこの距離でそんな金取りたいんだよと改めて思い、交渉に負けなくて良かったとも思いました。
今回の旅で毎回思うのが、1番最初をマニラにしておいて良かったという事です。人にはあまりお勧めしませんが、マニラの治安の悪さは外務省が忠告を出すほど。日本国政府認定の治安の悪さです。そこと比べると、この街もちっとも怖くありませんでした。
夕食を探しに
ホテルにチェックインを済ませ、夕食を食べに行きます。なんかさっきから食べてばっかりですね。ホテルを出る前に、念のため、「is this safty area?(この辺安全?)」と聞くと、不思議な顔で「ごめん理解できない、どういう事?」と。「Not danger?(危なくない?)」と聞くと大爆笑。「全然大丈夫だよ、朝まで歩いても平気」と教えてくれました。
ホテルに向かう前に、駅前にサテ(焼き鳥のようなもの)を売ってるのを見かけたのでそれを食べに行くことに。これは路上でおばちゃんが売っているものです。200円で串10本弱、それにお米もついてきます。串自体は少し小さめですが、それでも十分満足な量です。おばちゃんの隣に座らせてもらい、サテを食べ始めると、すぐに全て食べ終えてしまいました。ここで僕は思います。
「もう一つ食べたい、、!」
露天のおばちゃんに、もう一個頂戴と伝えてまた作ってもらいました。本当に美味しい。何個でも食べられます。串を焼いてもらってる時に、炭から火の粉散ったので、おばちゃんに「Are you OK?」と聞くとここでも大爆笑。素足に火の粉は熱そうで心配しただけなんですけどね笑 インドネシア人はかなり愉快な性格でツボが浅そうです笑
楽しそうでなにより。
サテを食べ終えホテルに戻ろうとするとジュース屋さんを見つけます。マンゴージュースを飲むのが南国の醍醐味の一つです。すぐに注文しました。ここも200円ほど。出てきたサイズはスタバのグランデくらい。このサイズでこの価格、今までのどこよりも安いです。すごく満足でした。
ホテルにて
この後無事にホテルへ辿り着き、家族に電話をかけて、インドネシアの良さを熱弁していると、急に部屋の音が変わります。スコールの到来です。最上階(と言っても3階)のホテルに泊まった僕は、屋根に打ちつける雨の音に大興奮。今回ずっと北半球を旅してきましたが、今回は初めての南半球。ここにきて初めての雨季です。
明日の予定を心配しながら、部屋の電気を消して、雨のジョグジャカルタを眺めながら、眠りにつきました。
本日は以上です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。