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やっぱり文章を書くなら朝がいいよね、という話
早起きするというのは、自分へのご褒美のようなものなのだろう。
他の人間が活動し始める6時とか7時とか、それよりも早い時間に起きることで、自分だけに与えられた時間。
医者の中で、患者さんから細胞や組織を一部切り取ってきて、それを顕微鏡で見る、そしてこの患者さんは〇〇という病気だとか、この腫瘍は悪性/良性ですね、といことを決める人がいる。一般的にはそういうことをする人のことを「病理医」と呼ぶ。
そんな病理医の1人である、病理医ヤンデル先生について紹介したい。
ヤンデル先生は2016年から「脳だけが旅をする」というブログを更新されている。
ブログの投稿時間を見ると、いつも4時とか5時とか、その辺り。
朝起きて、文章を作ることが半ば習慣の様になっているのだろう。
そういえば作家の村上春樹さんも朝起きてすぐに創作の時間を取っていると聞いたことがあるし、研究者・大学教員・実業家・メディアアーティスト四足のわらじを履く落合陽一さんも、“寝るまでの1時間半と起きてからの1時間半に創造的なモードに入るための仕事をしている”と言っていた。
すごく素敵な習慣だと思うし、是非自分の人生にも組み込んでいきたい。
私はNoteとかブログを書く時にどうしても「正しさ」を過度に求める傾向があるなと感じている。
最近になって、「正しさ」は普遍的なものではなく、特定の側面から見たものでしかない、ということが何となく理解できるようになった。
先日出した生協の記事なんかも、「パソコンを買うか買わないか」なんて人それぞれで、それぞれの正しさがある。「これが絶対に正しい」なんて言うことは出来ない。
だから、
「私はこれを正しいと思います。
それは〇〇の文脈のもとで言ってるんですよ」
を付け加えることで、正しさを求める問題を回避しているような気がする。
ヤンデル先生の投稿を見ていて、2016年とか2017年に書かれた記事に感銘を受けることがある。
ネットの世界に言葉を投げる。
5年後、10年後に振り返って、「あぁあの頃はそんなこと考えてたんだな」が出来るように、日々過ごしていきたい。