手術現場では術者が醸し出す空気にノるのが大事【臨床実習】
清潔でオペに入る時、言葉尻1つにめちゃめちゃ気を使う。
例えば血管吻合や小児の手術をする際、先生は「手術用ルーペ」を付けて執刀する。
これを付けている先生の視野はめちゃめちゃ狭くなっているので、オペ看さんが術野から少し離れた場所に道具を置いた場合気が付かないことがある。
医師はこう思う。
「〇〇出せ、って指示出したのになんで聞いてくれないんだコイツ」
片や看護師はこう思っている。
「出したからヨシ!」
実際に先生、看護師がどう思っているのかはさておき、傍から見ているとこの様なすれ違いが起こっているように感じる。
その様な空気感を感じた時に私は「先生、〇〇出ました」と声を出す様にしている。
この伝え方が難しいポイント。
別に自分が準備した訳ではないので、
『先生〇〇「あります」』
や
『〇〇「置いておきます」』
などの表現は正しくないだろう。
あくまでも準備したのはオペ看であり、自分はそれを伝達する役目。お前はやってない。
であればどのような表現が良いか。今のところ、
『先生、〇〇「出していただきました」』
という表現が良いのだろうな~~~~~、と感じている。
そもそも学生がオペ中に何か作業をすることに関しては、諸説あると思う。
学生が手を出して上手く行ったとしてもそれは仮初めのものであり、本来であれば「学生が居ない状態でスムーズにオペが進行する」のが理想である。
その点からは、下手に手をだすことでオペ看さんの学習機会を奪っている、とも考えることができるだろう。本来術者の空気を感じ取るのは学生ではない。
まじでこの辺難しい。術者の醸し出す空気にノリながら、オペに参加する。
良さそうな表現が見つかった人は、コッソリDMで教えてください笑
では。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?