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【デュエプレ】ケンジ天門【勝率8割でした】

※この記事は、2021年3/25(木)の10時より行われる一部カードの能力調整を受ける前の環境に適用されるものです。特に、調整対象である「剛勇王機フルメタル・レモン」と「ジェネラル・クワガタン」が紹介する構築に含まれるため、能力調整後の同日の14時からの環境では使い物にならないことが予想されます。こういうデッキがあったのだなあという、あくまで備忘録のようなものとしてご覧くださいませ。


皆さんこんにちは、初めまして。
私、デュエプレで「じょん@ささぼー軍団」としてプレイしている者です。
このnoteでは、ロマネスクカップにてNDADで勝率8割(直近50戦で41-9)を達成したケンジ天門を紹介したいと思います。

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(画像は3/17の17時現在のNDADのレートです、ちょっとした証拠になれば)

今回紹介するケンジ天門ですが、ささぼーさんの配信で使われていたケンジ天門が原型となっており、そこから調整を加えたものになっています。
本記事の公開につきまして、ささぼーさんからご快諾いただきました。この場を借りて再度お礼申し上げます。ありがとうございました。

完全なオリジナルではありませんが、ランクマや大会で回しながら自分なりに調整してかなり感触のいい構築が出来上がったので、気になる方は是非ともご購読ください!

以下の有料部分にて、現在のランクマ環境(AD)での主要デッキの立ち位置や、ケンジ天門の構築とそれらに対する有利不利、入れ替え候補のカード等を紹介いたします。

(以下、有料部分にするつもりでした。冒頭に記述した理由から、全文を無料公開いたします。どうぞお楽しみください。)

1.現在のランクマ環境(AD)

私が考える現在のADでのtierリストは以下のとおりです。

tier1 ツヴァイ、ゲオルグ天門、ケンジ
tier2 カチュア、ドラゲリ、ドルバロム、テクノロジー、除去コン

基本的にはツヴァイとゲオルグ天門とケンジの3強ですが、ツヴァイがケンジに微有利でゲオルグ天門に微不利、ゲオルグ天門とケンジは五分であると考えています。
tier2も決して弱いわけではなく特定のtier1に強く出られることが多いですが、同時にその他のtier1になす術もなくやられてしまう側面を持っているため、環境を読んで使う必要があります。

2.ケンジ天門のリスト

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こちらのリストは、NDADのどちらでも使用可能です。多色は20枚です。

3.基本の動き

・1~2ターン目
3ターン目にウルコスを出せるように、白緑マナや多色を優先して置きます。青赤黒の色は枚数が少ないので、ゲオルグやアルバトロス、フルメタルレモンは最優先で埋めます。
・3ターン目
ウルコスを出します。気合で引いてきてください。早期に盾を殴ってくる対面では、ウルコスが出せなければレモンを出しましょう。
・4ターン目
ケンジが出せるなら最優先で出し、盾を殴ります。基本的にどの対面でも躊躇はいりません。バンジョーが引けていればケンジが確定サーチなので持ってきましょう。
・以降
積極的に盾を割りに行き、アガピトスやケンジによる盤面展開か、ゲオルグによる盤面突破で相手の体勢が整う前に殴り切ります。

構築上はゲオルグ天門に寄っていますが、動きはケンジのように前のめりに盾を殴りに行く動きが多いことがケンジ天門の特徴です。ゲオルグ天門を握り慣れた人からすると、少し違和感を覚えるかもしれません。

4.各カードの採用理由

【霊騎幻獣ウルコス】

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このデッキの最重要カード。初動、ケンジの進化元、ゲオルグの進化元、アガピトスのタップ効果誘発といった、デッキを機能させる核となるカードなので4枚採用。

【剛勇王機フルメタル・レモン】

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数多のリーサル場面を救う英雄的カード。手札やアガピトスから出て速攻やツヴァイ対面に出してリーサルを回避する他、メツの2000以下除去を免れるゲオルグの進化元としても活躍します。初手に来た時にマナに埋めてウルコスの白緑と少ない青を確保したいので3枚採用。

【進化の化身】

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山からケンジやゲオルグを探索できるカード。ゲオルグが立っているときは6000打点として盤面処理に貢献できるのもヨシ。後述する理由でバンジョーが1枚採用なのでそれを補う形での1枚採用。

【猛烈元気バンジョー】

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初動兼ケンジの進化元。4枚のウルコスでは足りない初動を補ったり、多すぎると腐ることから枚数を減らしたケンジをサーチしたりと、いい潤滑油になります。元は2枚採用でしたが、ケンジやクワガタンの探索が濁るのが気になったため、1枚に削りました。

【独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍】

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このデッキの主役。先攻で3ターン目ウルコスから4ターン目ケンジができればほとんどのデッキに勝てます。入っているドリメがウルコス4、バンジョー1、ケンジ3、クワガタン4のため、高確率でクワガタンを場に呼び出すことができます。また、アガピトスが盤面にいるときは意図的にクワガタンを山から減らしておくことで、ウルコスを呼び出して盤面をタップしながら攻撃するコンボを狙うこともあります。4枚だと腐る場面が多いので3枚採用。

【腐敗勇騎ガレック】

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優秀なブロッカー破壊&ハンデス持ちのカード。相手の盤面にエリクシアが立ってしまうとこちらの動きが鈍ってしまう&トリガーからの逆転負けの筋が残ってしまうため、その対応札として採用しています。このデッキには赤黒のカードが少ないため、序盤はマナに置いてしまうことが多いです。色の都合上2枚採用。

【連珠の精霊アガピトス】

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最強の受け札かつ展開札。ウルコスケンジに続いてアガピトスを出すのが理想ムーブになります。序盤のトリガー天門からアガピトスを出す際、ウルコスを出すかレモンを出すかの見極めはかなり重要になってくるので、速攻やツヴァイ対面では常に意識しておくといいです。腐る対面がないのと、盤面展開力が重要なので4枚採用。

【ヘブンズ・ゲート】

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最強のシールドトリガー。あまり手打ちすることはないですが、序盤にケンジの動きができなかった時にはアガピトスを絡めて打つことで大量展開を狙うことがあります。盾に絶対に埋まってて欲しいので4枚採用。

【デーモン・ハンド】

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王道の確定除去トリガー。手打ちしても強い。本当は4枚採用したいところですが、枠の都合上1枚減らして3枚採用。

【ジェネラル・クワガタン】

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対破壊性能抜群すぎてあらゆる人からゴキブリ扱いされている、このデッキでは影の主役カード。バンジョーが見えている場合、クワガタンのサーチでクワガタンが確定サーチになるため、ほとんどの場合連鎖します。むやみにクワガタンをマナに送りすぎるとエタガを食らって詰むので注意が必要です。また、ウルコスもアガピトスやケンジから出したい場面があるので同様に注意が必要。マナに1枚クローンがいるときはケンジをマナに送りましょう。安定の4枚採用。

【超凱亜キングダム・ゲオルグ】

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8弾最強のフィニッシャー。相手の防御を無理やり突破したり、タップキルすることでカウンターの可能性を潰しながらリーサルに持っていけるパワーカード。本当に余裕のあるとき以外はゲオルグ2体を並べるまで待つ必要はなく、カウンター負けをケアしながら殴っていきましょう。1枚はマナに置く想定なので4枚採用。

【霊翼の宝アルバトロス】

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このデッキのご都合カード。色が優秀なのでマナに置くことが多いですが、終盤に引いた時にSAとして打点追加したり、墓地からウルコスやレモン、ガレックを蘇生して強行突破を狙ったりといった動きができます。また、相手のトリガーアポデイもケアできるのも魅力です。ご都合カードなので1枚採用。どうでもいいですが「アルバトロス」は「アホウドリ」の英名です。

【剛擊聖霊エリクシア】

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ゲオルグのパワー9000を超えるクリーチャーを余裕で止めるパワー18000と、驚異の4ブレイクが魅力のブロッカー。初手に来た時はウルコス出しのためにマナに置くことが多いですが、トリガー天門でエリクシアを出したい場面もあるので脳死で埋めないようにしましょう。枠の都合で3枚採用。

【血風聖霊ザーディア】

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アグロ絶対に殺すマンとして名高いブロッカー。手出しアガピトスからウルコスを出すことで、次ターンに手出しザーディアに繋がるのも評価が高いです。また、対面のゲオルグの進化元や小さな打点をまとめて処理したり、テクノロジー対面でザーディア連打することで時間を稼ぐことができたりするので、マナ埋めは慎重にしたいですね。枠の都合で3枚採用。

5.8弾環境デッキに対する相性

【tier1 ツヴァイ、ゲオルグ天門、ケンジ】

各対面勝率 ツヴァイ45%、ゲオルグ天門85%、ケンジ60%

ゲオルグ天門対面はかなりの有利を取ります。特に、ウルコスケンジの動きが決まればほとんど勝てると思います。盤面処理能力はゲオルグ天門の方が上なので、あまり悠長にステイしないようにしましょう。
ツヴァイとケンジ対面は先攻でブン回られると勝てませんが、それはどのデッキも同じなので諦めです。こちらが先攻を取った場合は、ウルコスケンジが引ければかなりの有利、引けない場合はトリガー天門お祈りになりますので、手札にブロッカーを構えておきましょう。

【tier2 カチュア、ドラゲリ、ドルバロム、テクノロジー、除去コン】

各対面勝率 カチュア60%、ドラゲリ80%、ドルバロム70%、テクノロジー60%、除去コン80%

ウルコスケンジの動きができている限り、どの対面にも不利は取りません。
どの対面も元々ケンジにとって有利対面であるのに加えて、ゲオルグ天門の強い受けと突破力を持ち合わせているので、ほぼ有利対面であると言えます。どちらかというと、ウルコスを引けるかどうかという自分との勝負になると思います。気合で引いてください。

【その他 速攻、ブリザード、etc.】

各対面勝利 速攻75%、ブリザード75%

速攻やブリザードといった打点の数を並べて早期に盾を殴るデッキは、ウルコス、レモン、アガピトスの登場によりかなり立ち位置が悪くなりました。また、ケンジ天門側はウルコスケンジが間に合うだけで盤面を取りつつ展開でき、マナが伸びやすくアガピトスやザーディアが手打ちしやすいことから、初動が引けずノートリ貫通される以外では負けることはないです。

6.入れ替え候補カード(不採用カード)

【破壊と誕生の神殿】

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主にゲオルグ天門やカチュア等の5コス6コスに打ってカウンターするためのカードです。使える場面がかなり限られてくるので採用してませんが、刺されば大きなアドバンテージを得られるため環境に応じて。

【無双竜機ボルバルザーク】

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天門系のコントロールデッキと言えばこれ!といった強力なフィニッシャーですが、ケンジ天門は10ターン目を待たずに盾を殴りに行くことがほとんどなのであまり噛み合いは良くないです。ただ、多くのトリガーをケアしながら安全にリーサルを狙えるExターンの存在は大きいので、お守りとして採用するのはアリだと思います。

【竜極神】

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8弾の超汎用カードであるゲキメツですが、ケンジ天門ではマナの色的に出せるタイミングまで手札に抱えていることが難しく、他のやりたい動きが阻害されてしまうのであまり活躍できませんでした(マナ要因としては完璧)。除去と展開が1枚で完結しているカードで強力なのは間違いないので、少し後ろ寄りにするのであれば採用は検討されます。

7.最後に

現在の8弾環境は、各デッキの上振れムーブが衝突した上で均衡が保たれている環境だと思っています。そのため、ランクマでレート上げることができるデッキは、ある程度の上振れムーブを前提にした上でその出力パワーが高いデッキであると言えます。私が今回紹介したケンジ天門はみなさんもお気づきのとおり、3ターン目までにウルコスを引いて出すことが前提になっているデッキですが、それさえできればケンジの粘り強い攻撃力とゲオルグ天門の強い受けと突破力で倒せない敵はほぼいません。

以上が、ケンジ天門の紹介になります。
私自身はデュエプレリリース当時から始めて未だに最終レジェンド入りを達成したことがない端くれではございますが、だからこそこのケンジ天門の強さは本物であると保証します。

この記事を購入いただき、ここまで読んでくださった皆様に心より感謝申し上げます。質問等あればいつでもDMにて受け付けております。

ありがとうございました。


(最近デュエプレのチームに興味を持ち始めたので、もしお誘いいただけるチーム様がいらっしゃいましたらお声がけいただけると大変嬉しいです。)

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