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ツーバス初心者・中級者向け講座note~初心者でもテンポ200の連打を踏めるようになれる!~

このnoteはツーバス初心者~中級者の方へ向けた、「ツーバス連打が踏めるようになるために必要な知識をまとめたnote」です。
ツーバス初心者・中級者へ向けたツーバスの教科書です。

追記:このnoteを購入いただいた方から、感想をいただきました。ありがとうございます。

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このnoteを読んで練習に取り組めば、闇雲に練習するよりも早く、ツーバス連打習得が可能になります。

ツーバス連打を習得すれば、今より更に多くの曲を演奏できたり、派手なドラムソロを演奏できるようになったり、ラウドロック・メタルドラムができるようになったりします。
「ツーバスを練習しているけど全然踏めない!」、「中々スピードが上がらない!」など、ツーバスに関する悩みを抱えている方にぜひ読んでいただきたいです。


このnoteに目を通していただき、誠にありがとうございます。
ツーバス・ツインペダルの練習に力を入れております、JohnSmithと申します。

https://twitter.com/JohnDrumSmith

かつてテンポ120の16分音符連打すらまともに踏めなかった私ですが、約3年間毎日本気でツーバス練習に取り組んだ結果、テンポ200以上のツーバス連打を踏めるようになりました。

このnoteは、私が本気で取り組んだツーバス練習の中で得た知識・やってきたことを詰め込んだもので、文字だけでなく参考動画(YouTube)や練習フレーズの譜面も多く載せています。
「テンポ200までのツーバス連打習得のために必要な知識が、このnoteひとつで手に入る」ように作っています。

note前半でツーバス練習フレーズ、中盤以降で足の動かし方やペダルのセッティングなどについて触れています。
また、最後の章に「よくある質問」として、「こういう問題があって上手く踏めない時は、こうすると良い」というQ&Aコーナー(トラブルシューティングコーナー)を設けています。


ツーバス連打習得の練習は、ドラム練習の中でも特に時間がかかり、できなくて辛い時期が長いものです。
ですが、試行錯誤してじっくり取り組むことさえできれば、必ず踏めるようになります。

私もあなたもプロドラマーも、同じ人間です。
他の人にできて自分にだけできないということは無いのです。

できる人とできない人の差は、才能ではなく「努力量」です。
そしてその努力とは、「練習」と「勉強」です。
努力量の差が、知識量や経験値などの差に繋がり、できる人とできない人の差になります。
このnoteで得られる知識は、努力の方向を間違ってしまわないようにしてくれると思います。

私の経験や知識が、皆様のツーバス生活のお役に立ちましたら幸いです。
また、ツーバスの練習を通じて、「あらゆる要素を考慮して試行錯誤することの重要性」や、「継続することの大切さ」、「成功体験を得ることの楽しさ」など、様々なことを体感していただければと思います。


また、宣伝にはなりますが、「ドラム初心者がつまづきがちなポイント・よくある悩みや疑問」について、その原因と解決方法を知ることで遠回りせず素早く上達できるnoteも出しています。
こちらもどうぞよろしくお願いします。



注意事項

・このnoteでは「ツーバス」と表記していますが、「ツーバスとツインペダルは同じもの」として扱っています。実際は別物ですが便宜上、ここでは同じ扱いをしています。

・「セッティング」について触れている箇所がありますが、ツインペダルのセッティングについてのみ書いています。バスドラムを2つ並べる、ツーバスセッティングについては書いておりません。

・ペダルの踏み方は「ヒールアップ」であることを前提としています(カカトを上げて踏む奏法)。ヒールダウン(カカトをペダルにつけて踏む奏法)は想定していないので、ご注意ください。

・右足が利き足であることを前提に書いています。利き足が左である場合は、載っているフレーズの足順を反対にして練習してください。

以上、ご了承ください。


第1章「使う足の部位と、姿勢と、脱力の話」

ツーバスの練習に入る前に
・足の裏のどの部分で踏むのか
・上半身の姿勢
・脱力
について触れていきます。

これらについて正しい知識を持たず、間違ったやり方でツーバスを踏んでしまうと、いつまでたっても上達しないばかりか、身体を痛めてしまう危険性もあります。

正しい姿勢や足の使い方、脱力の考え方を知ることは、上達を早めたり身体の故障を防ぐことに繋がります。

この章で触れることは、ツーバスを踏む上でも特に重要な話です。
ツーバスにおける基礎の基礎になるので、しっかりと頭に入れておいてください。


【使う足の部位】

ツーバスを踏む時は「足の指の付け根」を使います。
ワンバスの時と同じです。

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画像の赤い丸で囲んだ部分を使って踏みます。
この部分を使って踏むことで、楽に安定して踏むことが可能になります。
速い連打を踏んだり、大きな音を出すためには、この部位で踏むことが必須になります。

ここで意識すべきことが2つあり、それは「指先で踏んではいけないこと」と「足の指はなるべく伸ばして踏むこと」の2つです。

ツーバス初心者の方に多く見受けられるのが、「親指の先端で踏んでしまっている状態」です。

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ツーバス連打を、画像の赤丸部分で踏んでしまっている方を多く見かけます(過去の私もそうでした)。
指先で踏んでしまうと、速く踏むことや安定して踏むことがかなり難しくなります。というかほぼ無理です。

更に、指先に負担がかかってしまい、指先が痛くなってしまう原因にもなります。
ですので指先では踏まず、指の付け根で踏むようにしてください。


もうひとつ、足の指はなるべく伸ばして踏んでください。

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