雑・麻雀 其の伍
世間は毎年恒例のGWですが皆さんはいかがお過ごしですか?
本日5/1はメーデーなので会社は休みですが
一部仕事がある為、只今絶賛仕事中であります🫡
とは言え非常にまったりしてますので
ふと思い出した昔話を語らせて下さい。
それでは始まり始まり〜😊
あれはもう
かれこれ30年くらい経ちますか。
丁度、今頃のGW中、麻雀を打ちに1人札幌まで出向きました。
何度か訪れた雀荘でその日はタイミング良く卓にin出来ました。
対面には常連と思われる爺さん。
両脇もおそらく僕よりかは通ってる風で
爺さんとプロレスの話題で談笑してたのを覚えてます。
いざ開局し特に問題もなく淡々と打ち続けて数半荘。
再度、対面に爺さんが着席しました。
数局打って親番を迎えた僕。
全体の手牌はほぼ覚えてませんが役牌を2鳴きした事は覚えてます。
ここで補足
2鳴きは3パターンあると思うんです。
❶一枚目を敢えてスルー
❷一枚切れの牌がたまたま重なった後に鳴く。
❸単純な見落としで一枚目を鳴き忘れ。
他にもあるかな?🤔
中身はどうであれ他者目線だと上記は2鳴きに見えます。
とまぁそんなどうでもいい補足は無視しましょ😅
その時です。
爺さんにこう呟かれました。
爺「猪木だな…それ」
僕「ん?」
爺「猪木だべ?それよ」とポンした面子に指をさします。
僕は晒した面子を見るもまるで理解不能🤷
僕「はぁ?猪木って何?」
爺「だから猪木したべ?兄ちゃんよ」
とまぁこんな感じのやり取りです。
(この間、進行は止まってます。)
皆さん…わかります?
爺さんが言わんとする事…理解できます?
もしこれだけで理解出来る方がいらっしゃいましたら素晴らしい想像力の持ち主ですよ😁
とにかく僕は訳分からんし面倒だから
それ以上は無視してとりあえず下家にうながしました。
局が進み再び役牌を仕掛ける僕。
すると爺さん…また始まりました。
爺「猪木が好きか?」
僕「…」
下家が山から牌を取ろうとする行為を遮り
改めて僕に問いかけます。
爺「おめぇ…猪木が好きなんだべ?ん?」
僕「マジしつけぇよ!」と一括すると両脇はニヤニヤしてるし何ならなだめられました。
脇「まぁまぁまぁ💦」みたいな感じで。
両脇もこれまで2鳴きした局は確かにありました。が僕にだけ指摘するんですわ。
で
そうこうしてる内に爺さんはラス半コール。
僕は思いましたよ…からかいやがって
このクソジジィ😡とね。
代走呼んで用を足した後に延髄切りでも喰らわしたろか⁉️ともね。
ですが
そんな思いは一先ず封印せざるをえません。
何故かって?
考えてもみて下さい。
万が一喰らわしたら
「メーデーに限り延髄切りはやっちゃ駄目〜デー🙅」とハウスルールに追加されるからですよ。
ただでさえサムい親父ギャグなのに
こんな長々と書かれた追加ルールを見るとそれこそサムすぎます。
とは言え
当時は20代ですから親父な訳がないんですがね。
じゃぁ今は親父だからギャグは許されるのか?いやいやそうではありませんよ。
サムいものはサムいんです!
ん?
てか何を言ってるんだ僕は?
いつもながら脱線してしまいましたね💦
本線へ戻りましょう。
爺さんに訳分からんイチャモンつけられて
あげくにラス半。
僕もすかさずラス半被せました。
そう…その「猪木」を知る為にね。
ラス半は意地でも2鳴きしないよう務め無難に半荘終了。精算云々を終わらせると
爺さんに「猪木」の意味を聞きました。
爺さんは一服しながらこう話します。
爺「兄ちゃんよ。あん時…2鳴きしたな」
爺「あん時も2鳴きしたよな?覚えてっか?」
爺「あん時もだ。あん時もあん時も…」
と指を折りながら語り始めました。
内心「ちゃんと見てるのはいいがそこまで2鳴きしたか?」
と思いながら聞いてる僕。
更にGトークは緩みません。お聞き下さい🙇♂️
爺「あん時も2鳴き…あん時も2鳴き…」
爺「あんときもになき」←ここでイントネーションを変える。
爺「アントキモニナキ!」←テンションあげる。
爺「アントニオ猪木になんべ?」←更にボリュームもあげた。
爺「ん?わかるな」←ここでタバコを消す。
・
・
・
僕「……」
では皆さん。
佳きGWライフをお過ごし頂き来年のGWにまた会いましょう😊👋
ご静聴誠にありがとうございました🙇♂️