30代未経験からITエンジニアに転職した話
大手製造業で正社員として12年間勤務し、役職も上がったところで別業種のIT業界へジョブチェンジしました。じょんです。
転職した年齢は32歳
企業では脂の乗ってきたタイミングでなぜ転職を選んだのか
大企業からの転職という大きな決断を行った理由とどのような過程で未経験から転職できたのかを綴っていきます。
そして現在は地元の自社、受託開発企業に転職し2ヶ月が経過しました。
なぜ転職しようと思ったのか
100年に一度の大変革期だと世間が賑わっていたのが2017年~2019年だったと記憶しています。第4次産業革命がおき、今ある仕事は無くなっていく。人が行っている作業は機械に置き換わり、リストラが加速する。いまこそスキルを磨くときだ!
このような話は現実的でないと思っていましたが、実際にリクルートサイトに登録し、自分の市場価値はどんなものか検索してみました。
製造業で何年も働いていてもなんにも書くことがないんですよね。資格も「え?なにそれ」っていうものばかりで、自分の市場価値の低さに愕然としました。
自分のやりたいことってなに?
人生100年時代に好きでもない仕事を30年続けて一体何が残るんだろうと考え始めました。
65歳からの老後の蓄えを貯めるために働くくらいなら好きなことを仕事にしたいなと思い始めました。
(1年間で挑戦したこと)
・プログラミング
・食育実践プランナー
・動画編集(YouTube)
・ブログ作成
・FP(ファイナンシャルプランナー)
とりあえず気になったものは資格取ったり、体験したりと実際に手を動かして挑戦し続けました。気づくと挑戦し続けていた1年間が今まで感じたことがないくらい充実した時間だということに気づきました。
そして自分の夢を叶える一番の近道になると思ったプログラミングを仕事にすることに決めました。夢に関しては後述します。
プログラミングの勉強法
こちらにまとめていますが、まこなり社長が経営しているTECHCAMPというエンジニアスクールを受講しました。
受講内容などの詳細
(1)テックキャンプ短期転職コース卒業後の振り返り
https://note.com/john01/n/n1a01c0c2d515
(2)テックキャンプ短期転職コース卒業後の振り返り
https://note.com/john01/n/n1c88bcc5c8a1
転職までの道のり
TECHCAMPを卒業し、マイナビやWantedlyなどのリクルートサイトに登録し未経験OKの企業に応募し続けました。
しかし名古屋ではスクールで学んだ言語(RubyonRails)を使っているところは少なく、JAVAやPHPが主でした。
転職活動をしながら新しい言語を習得していくのは苦労しました。
しかも新型コロナウイルスの影響もあり、企業側も積極採用を控えているタイミング。
書類選考すら通らない日々が続きました。
1ヶ月間落ち続けていると、段々と不安になってきます。
「自分は世間に必要とされていないのではないか」
「前の会社に勤めていた方がよかったのでは?」
誰かに必要とされていたい、いや社会に必要とされていたいという不安がだんだんと大きくなっていきました。
マズローの5段階欲求でいうところの3段階目でした。
マズローの5段階欲求
1、生理的欲求
2、安全の欲求
3、社会的欲求
4、承認欲求
5、自己実現欲求
兼業という選択肢
社会的欲求が満たされていないまま転職活動するのが辛く、ボランティアでもいいから貢献したいと思っていました。
そこで、様々なコミュニティに入会。
一人の社長さんと出会い、Instagramをフォローして数日後、
タイムラインをたまたま開いた時にWeb関係の知識ある人を募集しているのを知りました。
すぐにDMを送り、兼業チームにジョイン。
こちらの記事でどのような活動をしているかまとめています。
【スマートグラス をつける事により生産性が向上する3つの理由】
https://makunblog.com/blog/968/
転職成功
活動を始めて2ヶ月で念願のIT企業(ソフトウェア開発)へ転職することができました。
言われたことをそのまま作業するのではなく、自分自身で提案して仕事を進めていくという社風に非常に共感しました。
まだOJT期間なので、実際のプロジェクトには参加していませんが、毎日が充実しています。
1日のタイムスケジュール
5:00 起床
6:00 ジョギング
7:00 朝食
9:00 出社
18:00 退社
20:00 兼業作業
22:00 就寝
今までの職場では『連続2交代勤務』
週によって夜勤や昼勤が変わるので、平日は子供との時間が取れませんでした。工場で作業しているため、在宅勤務なんてできません…
しかし現在は朝も夜も子供たちとコミュニケーションを取ることができています。在宅勤務も可能な職場です。
転職して変わったこと
一番大きく変わったのは「挑戦できた」という達成感です。
インフルエンサーがいくら「転職で給料が上がる」「未経験からエンジニア転職」などと言ったところで、「本当にできるのか?」と疑問でした。
しかし、一歩足を踏み出してみたことで、『確かになんとかなるもんだ』と思えるようになりました。
大企業で12年間も安定的な給料をもらい、働いてきた自分には大きな変化でした。「失敗したらどうしよう…」「もしかしたらできないかも」と言う不安が無くなり、「とりあえず手をあげよう」と言うスタンスに変わりました。
もう一つは、車を売却して電車通勤している事です。
車を運転するのはリスクが高いと感じていたので(事故、税金、維持費)転職を期に電車通勤に変更しました。
【電車通勤のメリット】
移動時間に本が読めたり、ニュースを見る事ができる。
運転に集中する必要がない。
特に本が読めるのが大きなメリットです。
最近は「東野圭吾」にハマっています。
叶えたい夢
序盤に出てきた叶えたい夢それは「フィンランドでカフェを開く」事です。
フィンランドじゃなくても北欧の方ならOK
エストニアとか興味あります。
なぜプログラミング学んだの?と思われるかもしれませんが、
場所に縛られない働き方ができ、自分が好きだと思える事だったからです。
具体的には45歳までに叶えたい夢です。
他にも起業したり、本を執筆したり、講演会とかやりたい!
自分の性格上、いきなりいろいろ挑戦しだすと不安で潰れてしまいそうなので、少しづつ進んでいきたいと思います。
エレメンツコード(性格診断)
兼業先で教えていただいた、エレメンツコードと言う性格診断
自分の潜在的な性格は『地水』となっています。
このような性格の人は安定的なパイプ(給料や信頼)を維持しつつ挑戦していかないと精神的に疲れてしまうと診断を受けました。
また、志向レイヤーが『風水』になっています。
これは転職期間中の「どんどん行動できる人に変わらないと!」という焦りや不安からきていました。
このような性格診断もあり、自分の夢を叶えるために一気にいろいろやるのではなく、少しづつ進んで行こうと決めました。
興味のある方は以下リンクからどうぞ(無料)
https://elementscode.jp/freetrial/
まとめ
転職するまでは、家族や年齢、環境のせいにしてやりたいことを我慢していました。本当にやりたいことを仕事にできる人なんて才能のある一握りの人達だけ思っていたんです。
しかし実際に行動してみると、言い続けたり挑戦し続けたりしている人が楽しそうに仕事をしているということに気付きました。
才能は関係なく、成功するまで行動する。ダメだったら周りに助けを求める。やり続ける信念さえあれば「変われるんだ」と実感しています。
また、退職後にハローワークに行くと失業手当や再就職手当など様々な手当てが貰えます。条件もとても緩いものでした。
職業訓練校といって無料でスキルを習得することもできます。
例)デザイナーズコース3ヶ月とか
何が言いたいかというと、挑戦できる環境は揃っているのに、それらしい言い訳を並べて動かなかったということです。
もしこの文章を読んでいる方の中に「やりたいこと」があるけど、
何か理由があって挑戦できていないのであれば、それは些細な事かもしれません。
行動するのに遅すぎるなんてことはありません。
ある方から「思い立った時が一番若い」と言われ、勇気をもらいました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
行動を起こそうと思っている方の参考になれば幸いです。