イタリア滞在10日目

ミラノ、結構好きになってきました。観光地じゃないし、イベント多いし、ミラネーゼの生活の様子が見られるし。ただ、星が見えない。その一点だけが不満です。星が見えるイタリアの土地に僕は住みたい。城です。今日はATM（Azienda Trasporti Milanesi、ミラノのトラム）でストライキが予定されていたので語学学校がリモート授業で日中は外出せず、夕方からナチュラルワインを飲みに行き、今帰ってきました。リモートの授業受けるの初めてだったのですが、授業が終わった瞬間にみんな接続切ってて笑った。

⚠️Martedì 11 ottobre diverse sigle sindacali hanno proclamato uno sciopero contro le aggressioni al personale ATM, che potrebbe avere conseguenze sulle nostre linee dalle 8:45 alle 15. Daremo aggiornamenti in tempo reale. Info e motivazioni: https://t.co/IoFNJwgDzO pic.twitter.com/B5aAmN1WBk

— ATM (@atm_informa) October 10, 2022

「10月11日火曜日、8:45am-15:00pmでストライキがあるよ」
といったことが書いてある。

タレッジョチーズとビールを飲みながらこれを書いているのですが、イタリアはとにかくチーズはハズレがない。ワイン、ビールは（検証しているのもあり）振れ幅が大きいですがチーズがとにかく旨い。

夕方の公園。明るいけど17時です

calcio（サッカー）をする子どもたち。手前の女の子が上手かった。僕もサッカーしたいな

「だるまさんが転んだ」をやる子どもたちとその親。「brabra…… Persone!」みたいなイタリア語を喋ってた。微笑ましくて見惚れちゃったよ

Cicloffina、自転車屋さん？

川沿いのサイクリングロードみたいな道を歩いていたら洗濯物が干してあって。「誰かが捨てた服でも干したのかな。haha、ユーモアワロ」って通り過ぎたらすぐ近くにホームレスの方のお家があってuh-oh…笑ってごめんなさい、となりました。マジもんの洗濯だった

移動用に自転車借りようかなとか考えないこともないけれど、歩くことの1番のメリットはそこに住む人の生活の様子がゆっくり見られること。今日は公園でボール遊びをするおじいちゃんおばあちゃんを発見。

見えるかな。赤い小さなボールがある。ひと回り大きいボールを遠くから転がして、小さなボールとの距離の近さで勝負を決めている遊びと思われる。他の人のボールに敢えて当てたり、いろんな技があるみたい。

ゲームが終わった時の一コマ。新しく加わりたいプレイヤーは「Io !!(Me!!)」と口々にしてマイボールをいそいそと取り出す。そう、みんなマイボールを持っているのです。日本のゲートボール的立ち位置の遊びのようで、どこの国もやることは同じだなぁと眺めました

子どもたちは18時頃まで遊んでみるみたい

見えるかな。桜の絵がある。歩いてたら見かけてびっくりした。Finger's Gardenという日本食＆ブラジル料理のチェーン店らしい

左が自転車道（Biking road）、右が歩道。てっきり広い方が歩道だと思って左側を歩いていたらすぐ近くを自転車が通ってマジでビビった

気のせいかもしれないけれどイタリアに来てから飛行機雲をよく見るように感じる。ただ単に空を見上げる余裕ができただけかもしれない

"La Liguria Naturale in degustazione da CRU Isola" リグーリアのナチュラルワインがCRU Isolaでテイスティングできます
https://milanowineweek.com/eventi/la-liguria-naturale-in-degustazione-da-cru-isola/

VIS AMORIS、のスパークリング

白。土の香りがして好きだったなー。
リグーリアと言えばタジャスカ種のオリーブ。こっちに来てからタジャスカ種の緑オリーブはめっちゃ見るんだけど黒オリーブはなかなか見つけられない。タジャスカ種は繊細な香りがすると聞いているから早く試したい

ワイン飲んでたら花束抱えたおじさんがよくわからない営業をしてきた。多分ぼったくられるやつ

帰途にて。ビアバー。若者はこーゆー店にたむろってる

スーパーにて。左上がなす。中央下がきゅうり。茄子も大きいのだけど、きゅうりの大きさ伝わるだろうか

「道草を楽しめ、大いにな」の教えに従って道草をたくさんしています。ナチュラルワインのテイスティングイベント、わざわざ夕方に歩いて行く必要なんて一切ないのですが、だからこそ足を運ぶことが思い出になるかな、なんて。毎日往復13キロは歩いているので「今日は往復10キロかー」と軽い気持ちのウォーキング。物足りないくらい。

もしフィレンツェやヴェネツィア、ローマに住んでいたらこの手のイベントってもっと少なかったと思うんです。トリノやピエモンテ、ボローニャなら頻度は少ないけれどもっと濃いイベントがありそう。どの土地にもその良さがあって、ミラノは都会だからこそ多様なイベントが高頻度である。それをただ喜び、享受したいな、と。今ここだからこそできることを楽しもう、そんな気持ち。明後日からHost Milanoも始まる。

以下、今日の小ネタ。