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私からの一言
私は幼いころ「夜」というものが好きでした。
今でも好きですが、若い頃とは違い夜に出かける頻度は大幅に減りました。
夜に散歩して手当たり次第遊びたい意欲がなくなってきたか、体力が若い頃とは違い衰えてきたか、鍛えてはいるんですが日中ずっと寝ていると何もかもがリセットされて夜起きた時は「ここどこ?」と思わんばかりの状態になります。
私は世間などの情報や常識には興味ありません。だからか自分だけ昼夜逆転の生活を毎日送るというのは。
しかしいいんです。生まれた時から親という感覚がないまま1人で闇の行動しか楽しみがないのですから。
けれど唯一克服できないのが、貧乏からの脱出です。仕事してないから極貧を送っているだろと人は私を見てそうつぶやくかもしれません。
しかしそれでも構いません。私には残り時間がないのですから。
願わくば何も飲み食いしないまま自然にその生涯を終わらせることを。
医者「あのさっきから何言ってるか知らないんですけど、あなたただの風邪なんですよ。ただかぜで喉に炎症が出来てるだけです。」
ただの風邪?このご時世にただの風邪という言葉は通用しません。
暗く澱んだ場所から死神が現れ死神の掌から紫色の邪悪なる光を私に放ち喉元を突き刺すような悪魔の粘着質な物体が生まれそして蝕む…
医者「あぁ、この人ダメだわ。死神とかいうけど、あなたの顔そのものが死神だよ。」
何とかならないものでしょうかーーー!!
医者「お薬ご用意しておきます。どうかお大事に。以上!はい次の方。」
俺を死神というならおまえは何だ!?医者の名を騙る悪魔か!?それとも私を放置して次の患者を処理しようとしているか?
医者「君(看護師)!警備員さん呼んできて!」
看護師「わかりました」
このあと私は病院を追い出されました。考えてみれば、結局ただの風邪…。翌日には治りました。