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文章を書く気にさせるポメラDM250

Twitterでポメラについて書いたら、多くの方からリアクションをいただいた日だった。ポメラとはキングジムから発売されている文章を書くことだけに特化した端末です。

先日ポメラDM250を購入して数日間使った感想としては、最高以外に言葉がない。ノートパソコンを持ち歩いて打ち合わせの時にバコッと開いて向き合う相手に壁を作るような感覚がどうも苦手になりつつあり、最近は手書きメモ+調べ物はスマホという組み合わせで打ち合わせに足を運んでいたものの、何がすごいってメモしない自分。メモ帳とペンがあるのに。メモをしても翌日見返すともう読めないような字で、挙げ句そのメモ帳を30冊はなくしている。家のどこかにあるのだろうけれど、もう再会する見込みはない。なぜなら探してもいないからだ。
というような大変雑な性分と、なんだかんだで文章を書く仕事が起点になっているということもあるのでえいやでポメラを購入。そして最高のライティング体験を知ってしまって、もうしばらく手放せない。メモしたくて仕方がない。文を書きたくて書きたくて。

ポメラの良さは起動がまばたき1回するくらいでアクティブになっているとか、キータッチが気持ち良いとか、本体サイズがNintendo Switchくらいで小さくもなく大きくもない安心感とか色々あるのだけれど、その機能の良さ以上に「文章を書く気にさせる」というのがいちばんの魅力だと思っている。ポメラが誘ってくる。特に書くこともないのに、ポメラを目にすると「どれどれ、少し書いてみるか」となる。誘惑してくるのだ。だからこうしてこのnoteもポメラでやらせてもらっている。

ポメラのユーザーレビューが結構少なくて、「ポメラ」で検索するとポメラニアンが出てきたりもする、いわゆるニッチで人を選ぶ端末ですが、ポメラは良い。とても良い物です。ストレージとかネット接続とかそういう便利な機能は全然ない。ただ一生懸命書くだけ機械だ。その潔さがガジェットではなくしっかり「道具」という感じもあっていい。2023年のワードプロセッサー。こういうのがいいと私は思っている。



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