パーカーの紐の長さが左右違う
おじさんなのでもう黒い服しか着ないのだけど、きょうは黒のパーカーに黒のパンツというカラスの真似で、パーカーはもう5年は着ている代物で、逆にパンツは昨年買ってきょう初めて履いた新品。同じ黒でも上は5年分の年季が入った黒で下は初々しい黒だから、そこに何年かの歴史が浮かび上がって、結果白っぽい黒を着て真っ黒な黒を履いているおじさんになった。嫌だった。影ほどの黒さになりたいのに。そして秋冬になると必ず目撃するのが「パーカーの紐の左右の長さが違う人」だ。揃えて欲しいと思ってしまうのは性格だろうか。右だけ妙に長いの気にならないのだろうか。そもそも左右の長さが変わる理由も釈然としない。いじることあるのだろうかあの紐。一説にはあの紐抜いてもいいぐらいの話は聞いたけど「一説には」という枕詞の次に来る話はどれも信用に値しないという話も耳にしたことがある。あと「実は」の次に来る言葉も怪しんだ方がいい。フード付きパーカーのことフーディーって呼ぶようになってきてますねそういえば。フーディーのフード被って歩いてると職務質問されやすいという話も耳にしたことがあります。一説です、一説。
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