もう5年
煙草をやめて今日で5年。2019年5月13日の朝、おもむろに煙草と縁を切ったのだった。ニコレットと卒煙支援アプリのお世話になってノンスモーカーへの道を歩み出した。今ではもうまるで吸いたいとは思わないし、吸っていた頃の記憶も定かではない。ただ新宿駅で喫煙所を探して街を必死に徘徊した時のそれはなぜか鮮明に覚えている。なかなか見つからず、延々と歩き回ったあの間抜けな時間。
煙草をやめて3日後くらいに体内からニコチンが抜けて煙草吸いたくなるのと同時に、人それぞれの禁断症状が出てくる。爆食い、吐き気、苛立ち、倦怠感など人によって異なるみたいで、私は圧倒的な眠気だった。家に帰る途中の公園のベンチで力尽きて数時間寝た。それくらい眠かった。だから、禁断症状=煙草が吸いたいだけではない。そこだけでもぜひ覚えて帰ってください。とりあえずニコレットと卒煙支援アプリさえあればだいたいやめられます。
ちなみに煙草をやめたら、煙草を吸いながら運転している車が横切るだけで煙草の匂いがわかるようになるし、煙草吸ってた時の8倍くらい煙草吸ってる人がくさい。喫煙者の時は「くさいのはわかっているんだよね」くらい思いながら吸っていたけど、その8倍くさい。向こうから来るだけでくさい。でも煙草の煙の匂いは嫌いではないよ。