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ラジオの無限さ
ここ1年でラジオの構成をする仕事が爆発的に増えた。ポッドキャストをはじめとした音声コンテンツの人気にあやかった特需くらいには思っているけど、居心地の良い場所に出会ったなとは思っている。それもあって昔以上に最近はラジオを聴きまくっているのだけど、先日聴いたTOKYO FMの特別番組『追悼唐十郎!令和六年の少女仮面』という番組が今年ダントツで面白いし思わず唸る構成だった。ナレーションを大鶴美仁音さんが担当する2時間番組は、小林薫さん、金守珍さん、久保井研さんなど状況劇場の人々や唐十郎さんを学術的に捉えた研究者、街の古本屋で唐が寄稿していた雑誌を買い漁る女性などさまざまな人物たちを「探偵していく」という構成。久々に夢中でラジオを聴いた。インタビューのつなぎがナレーションだけではなく、唐組の芝居の音声や、唐さんの講演という貴重な音源をさらっと使うところも粋だった。ラジオの無限さにしびれた。まだradikoで聴けます。