AIスタートアップニュースレター #2
PerplexityがECに進出ということでC向けAIプロダクトがさらに賑わっていきそうですね。
さて、前回に引き続き、今回も気になるAIスタートアップをまとめてみました。
今回は、前回同様YCに加えて、OpenAIやSequoiaなどの有名スタートアップ、有名VCから調達しているスタートアップのAIプロダクトを紹介します。
メンタルヘルス:Meeno
まず初めにSequoia Capitalから調達しているMeenoを紹介いたします。
MeenoはSequoia Capitalから調達しています。
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Meenoは友人、恋人、家族との人間関係との悩み相談にのってくれるAIセラピストです。
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実際に使ってみたのですが、ポジティブなコメントが返ってくることと、AIだから気兼ねなく話せるなどAIチャットボットの特徴を活かしたプロダクトになっています。
タスク効率化:Milo, Friday
続きましてMiloをご紹介します。下記のMental Health & Well beingカテゴリにあるように、OpenAIから調達しているようです。
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Miloは保護者向けのAIエージェントです。子育てにまつわるスケジューリングやリマインダーなどのタスクをSMSでテキストすることで、それらをエージェントが管理してくれるようです。現状は$24/monthで提供されています。
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続きまして、ビジネスメールの効率化に取り組んでいるFridayを紹介いたします。
チャットで指示することでメール返信に対応するAIエージェントを開発しています。
一方で、チャットではなく、ショートカットキーと少しのテキストを駆使して、LLMにメールドラフトを生成させるZuniもあります。返信は決まっているがどう伝えるかで時間を取られる方には便利なツールかもしれません。
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画像検索:Capsule
続きまして、Capsuleをご紹介します。Capsuleでは画像に映る服を検知し、類似商品を検索・購入できます。
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AIサーチ for ファッションではクエリをテキスト化しにくいこともあり、画像検索が付与されています。
直近のYCにも選ばれているEncoreにおいてもテキスト検索できるものの、画像検索も可能となっています。
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Encoreは月間50,000件以上の検索を処理しており、検索数は前月比26%増、クリック数は15%増しているとのことです。
今回は有名スタートアップとVCにバックアップされているC向けAIプロダクトをピックアップしました。それでは!