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第42回 幸せの黄金律①を実践してみよう 「いつも喜ぶ」

2024年10月10日作成

「幸せバイブル」
は経済的自由と時間的自由を手に入れたら
幸せになれると思っていたのに
なれなかった私が
なんとかしようと
日々行ったセルフコーチングで見出したアルゴリズム
自分で幸せを創るセルフコーチングメソッドです

「幸せバイブル」
はスキル、感情、スピリチュアル、セミナーや自己啓発本に依存せずに
感情の自動運転プログラムが無意識のうちに暴走するのを防ぎ
意欲、役割、行動3つのモメンタムの習慣
論理的なアルゴリズムを使って感情に働きかけ
あなたの幸せを日々あなた自身で創り出せます

「幸せバイブル」
は4つのテーマからなっています
1つ目のテーマは、自分で選択する自由への切り替え
2つ目のテーマは自分の状態を客観的に俯瞰すること
3つ目のテーマは意欲と役割と行動の一致を増やすこと
4つ目のテーマは意欲と役割と行動のアルゴリズムを深めること

一致を増やすためには俯瞰で気づいた自分自身の状態の
一つ一つを取り上げて時間をかけて
自分の対話、セルフコーチングを行なっていくプロセス
そのプロセスに入る前にここで少し時間をとって
幸せ創りについてテーマを取り上げてゆきます

幸せの黄金律①を実践してみよう 「いつも喜ぶ」



前回はキリスト教の新約聖書
ピリピ人への手紙4章
に書かれてある幸せの黄金律を紹介いたしました

いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。
あなたがたの寛容な心を、すべての人に知らせなさい。主は近いのです。
何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。
そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。

 
この聖書の箇所にある幸せの黄金律は
①    いつも、喜ぶ
②    寛容な心、それを周囲の人に示す
③    思い煩わない
④    感謝をもって祈る、またはセルフコーチングをする
⑤    その祈り、セルフコーチングの中で自分の願いを明らかにする
⑥    その結果、平安が心と思いを守る

皆さんは実際にやってみましたか?

まず「喜ぶ」こと、しかも「いつも」です
そうはいっても、身の回りに起こる事、お会いする人に対して
いつも喜びの姿勢で受け止めることは正直言って難しいです

ただ、こういう考え方はできます
身の回りに起こる事、お会いする人に対する姿勢や対応は
自分で決められる事ということ

「こういう状況では人は必ず喜んで受け入れられるはずではない」
そういうルールや常識は、あるようで実際にはないという事です

例えに、ある実例を紹介しましょう
ビジネスで当時お付き合いのあった仕入れ先の営業の方と
私の取引先のお客様のところへ同行訪問をした時
残念ながらそのお客様からご提示のあった案件は
納期や価格の問題でともも難しいものでしたので
受注には至りませんでした

こういう状況に対して私は
受注に至れなかったこと
仕入れ先の方のご足労をお願いしたにも関わらず結果に至らなかった事
この事でとてもがっかりしていました
そして仕入れ先の営業の方にお詫びをしたところ
その方は全く違う受け止め方をされていました

仕入れ先の立場では会えないユーザー顧客に会えた事
その人から直接、取引条件の厳しさなどを伺うことができた事
さっそくそれを自社内に持ち帰り
難しい案件でも取り組めるように社内改善をしてゆくこと
このような機会を頂いたことは一歩前進で
とても喜んでいるということ

私と仕入れ先の営業の方の受け止めは180度違っていたのです
そしてどれもが間違いではないし
いろんな受け止め方が可能で
その受け止め方の選択は自分で選べるということ
このことを学びました

事実とストーリーを分けること

ある事実(出来事)に対して、心に抱くストーリーは人さまざまです
自分がある事実に対して抱いてしまったストーリーは
まるで全ての人が共通にもつストーリーのように誤解してしまいますが
実はストーリーは妄想の一部なので
事実は変えられなくても、ストーリーは変えられるのです

先の実例で言うと
事実は受注に至らず徒労に終わったこと
私のストーリーはがっかり、申し訳ないということ
仕入れ先の営業の方のストーリーは一歩前進で喜んでいるということ

何が事実で、何がストーリーなのか
混同、混乱している場合が多いので
事実とストーリーは明確に分けることが大切です

黄金律①の最初のステップは
いつも喜ぶこと
無理のような話で、実は全く無理ではないのですね
喜ぶことはあなたのストーリーです

次回は2番目のステップ、寛容な心を周囲の人に示すについて考えましょう

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