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オーストラリア ワーホリ  #19 Australia Zoo

休日2日目はバスで約1時間の場所にあるオーストラリアで有名な動物園、Australia Zooへ行くことに。入場料は当日券で70ドル。園内に入ると、多くの親子連れで賑わっており、その人気ぶりに驚いた。Australia Zooはクイーンズランド州の広大な敷地にあり、開放的で自然に近い雰囲気が魅力。リゾート地のような雰囲気も漂っており、一日中楽しめるエンターテインメント要素が満載だった。

動物園を探検していると、日本の動物園との違いに気づいた。まず、動物の種類と展示方法である。Australia Zooでは、コアラ、カンガルー、ウォンバット、タスマニアデビルなど、オーストラリア特有の動物たちが中心に展示されている。特に印象的だったのはクロコダイルショー。観客が間近で野生動物の生態を学べるダイナミックなパフォーマンスは、迫力満点だった。また、広大な敷地を活かし、動物たちが自然に近い環境で自由に行動できるよう工夫されている。そのおかげで動物たちの本来の姿を観察することができ、とても楽しかった。

次に印象的だったのは、動物とのふれあい体験。Australia Zooでは、コアラを抱っこしたり、カンガルーと自由に触れ合えるエリアが設けられていた。近くにいた若者がでかいカンガルーにちょっかいを出してどつかれているのを見て、僕は蹴られたくないなと思いびくびくしながら僕は餌付けをした。日本の動物園では、主にウサギやモルモットなどの小型動物とのふれあいが中心であり、大型動物との接触は安全性や衛生面から制限されているため、Australia Zooでのふれあい体験はとても新鮮で刺激的だった。

また、教育的・保護活動へのアプローチにも大きな違いがあり、Australia Zooは、野生動物保護活動に力を入れていて、動物保護や生態系維持の重要性を伝えるプログラムが充実していた。そのため環境保護について自然と学べる場にもなっていた。

すべての動物を見終え、最後にお土産コーナーで買い物をしていると、あるお父さんに「その帽子、どこで買ったの?」と声を掛けられた。僕の被っていた帽子はファームに行く際にホストファミリーからプレゼントとしてもらったものだったので、その旨を伝えると、「なんだよ、これほしかったのに!」と残念そうに帰っていった。正直この時まで少し羞恥心を感じながらもこれしか帽子がないということでかぶっていたが、他の人が欲しいがる帽子なんだと思った瞬間、不思議と誇らしい気持ちになり、それ以来日差しのある日は毎日この帽子を愛用してる(笑)

いかにも動物園でしか買えなさそうな帽子

こうして、初めての二連休は充実した日々となった。ビーチでのんびりした時間、思い切って挑戦した散髪、活気あふれるマーケットの散策、そしてAustralia Zooでの貴重な体験。それぞれの出来事が、新しい発見と驚きに満ちていた。残り少ないワーキングホリデーの時間を無駄にせず、これからもオーストラリアの魅力を全力で楽しもうと心に誓った、そんな楽しい週末だった。

次回:無人”棟”生活


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じょー@学生ワーホリ
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