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初めてのKindle出版記録① 16歳のアメリカ留学エッセイ執筆経緯
決めたのは2024年5月。コツコツと秋の出版目標に向けて、約5万字を執筆しました。
タイトルはこちら。
「スパークル 16歳の留学エッセイ」
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本日、入稿完了。72時間以内にAmazonから審査がされて、合格したら出版です。私は晴れて、夢であった作家になります。
この記事では、Kindle出版やエッセイ執筆の経緯を振り返ります。
Kindle出版に向けて準備をしている人・興味がある人、本書のターゲットとなる、自分の過去について悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
◾️もともとKindle出版に興味はなかった
私は2023年1月から作家を志願するようになりました。それはエッセイストとしてではなく、小説家としてです。
応援してくれた夫は「Kindle出版もやってみたら?」と言いました。私はそのときはノーと回答。
理由の1つ目はそのときは自分の文章力に自信がなかったから。2つ目は「アマチュアで無名の人間の長編小説なんて誰も読むわけがない」から。あくまで「小説」という枠でしか考えていなかったのです。
そんな私がなぜKindle出版をすることにしたのでしょうか?
◾️人生最悪のときに、考え方を変えてみた
Kindle出版の経緯は、実は今回出版する書籍の第五章でも触れているのですが、会社を休職したことがきっかけでした。
うつの症状なのか、小説のストーリーを作るというアイディアを出す行為が一時期できず、筆がさっぱり動かない。これでは前に進まない。さらに恩人から「休職=サボり」とまで言われるなど、散々でした。
そんなときに大好きな日本ハムの新庄監督の著書を読み、「なにかにチャレンジをしよう」と決意。
小説が書けないなら、エッセイを書こう——。これなら過去の事実だから書けるはず。Kindle出版にだって、チャレンジしてみよう——。これがきっかけでした。
⚾️アホみたいに新庄監督率いる日ハムを見てます⚾️
◾️結果として、自分の人生を振り返る良い機会に
自分の周囲に相談して、16歳から17歳のときに一年アメリカに高校留学した経験を書くことにしました。
実は私は海外は約20カ国を訪問、アメリカ長期留学のほか、ロシア短期留学した経験があります。
しかし、自分の中ではこれらは「過去のこと」「別に珍しくないこと」と評価対象から外れていました。
それはちょうど私が20代に入ってから、スマホやyoutubeが普及して、海外の情報も、語学力が高い人も、留学経験者も、山のようにいることを知ったからでしょうか。
詳細は第五章に書きましたが、私は完全に学生時代と社会人になった今を切り離して生きてきました。
そして、つまづいて、転んで、立ち止まって……その中でこうして執筆する機会を得ました。
思い起こすと、アメリカでがむしゃらに突き進んで困難を乗り越えたことも、帰国して17歳で高校一年生を始めたことも、今も……過去と今を繋げられるようになったのです。
そしてそこから「スパークル(煌めき)」というタイトルがようやく降りてきました。
◾️自分の過去を軽視している人に贈るストーリー
他人と比較して生きていませんか。 時間の経過で、あのとき必死で生きたことを忘れていませんか。すべて自分のキャリア(軌跡)です。
勉強・部活・家族のこと・推し活・習い事。なんだっていい。夢中になって努力したことを忘れずに認めてあげて欲しい。
そんなあなたの人生の気づきの一冊になればいいなと思っています。
◾️本の概要
「スパークル 16歳のアメリカ留学エッセイ」
16歳、中学英語だけで挑んだアメリカ高校留学。文化の違い、不安と希望、挫折と成長——すべてが詰まった一年間。
本書は、著者がティーンエイジャーの視点から体験したリアルなアメリカ高校生活を描いたエッセイです。
人種差別や英語の壁に直面しながらも、友情や異文化理解を通して未来を切り開いていく姿が描かれています。
なぜ留学を選んだのか?
お金を盗まれるトラブルや人種差別にどう立ち向かったのか?
卒業パーティープロムやクリスマスなど映画のような経験の裏側とは?
帰国後、17歳で高校一年生をやり直す決断とは?
大人になってホストファミリーと疎遠になった理由とは?
35歳会社員の今、人生最大の危機に直面してエッセイを執筆した理由は?
「憧れの留学」という言葉だけでは語れない現実がここにあります。それでもなお、経験が未来を変え、自分自身を強く輝かせるものになる——そのメッセージを届けます。
海外生活に興味がある人、留学を考えている人、そして自分の可能性を信じたいすべての人に読んでほしい一冊です。
十代のあなたにも、かつて十代だったあなたにも——「自分を信じて挑戦する勇気」を贈ります。
◾️目次
第一章 十六歳留学生活のリアル
腹の探り合い
中学英語で留学したツケ
人生が変わった朝
第二章 留学した経緯
カリフォルニアで過ごした幼少期
呆れた中学時代のいじめ
三十万円で一年留学するチャンス
四か月の九州軍隊系高校生活
第三章 ハイスクール生活の現実
お金が盗まれる
クラス替えの転機
リンダとの出会い
反抗期と不満 部活に入れない
恋人ではなく、ライバルだった
過酷な英語のクラス
クリスマスと別れ
第四章 異文化と手をつなぐこと
音楽と漫画
メキシカン・スタイル ①同居
メキシカン・スタイル ②メキシコ料理
アメリカのナンパ
見てはいけないものを見た
アメリカの授業内容
サッカー部
憧れのプロムへ 結果は後からついてくる
第五章 その後の話
17歳で高校一年生
語学力のその後
ママの危篤
家族との距離 35歳になった今