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初めてのKindle出版記録④ 読まれなかったとしても価値がある(と、思ってる)
小説やエッセイは「書くだけでは意味がない、読まれてこそ価値がある」みたいなこと言われますよね。まぁ、そりゃそうでしょう。
と思っていたけど、実際に自分で出版してみると「たとえ誰にも読んでもらえなかったとしても、満足してる」と思えます。
文章というものは自分の中にある想いを一つの形にしたもの。
私自身は約20年前の留学経験を振り返り、一冊のエッセイ本としました。
まるで膨大な過去の思い出写真をフォトアルバムに整理して納めるような作業でした。
そのアルバムが他人に見てもらえなかったとして無駄でしょうか?小説にしても、自叙伝にしても、ジャーナリズム記事にしても……。
アウトプットするだけでもすごく価値があると思います。
ちなみに私はこの出版で意外な経験をしました。
とりあえず初めてだったので自書を購入し、タブレットを通して自分のエッセイを読んでみたら、
「おもしれぇじゃん、このエッセイ」
と素直に思ったんです。
実は出版するまでは文章に向き合いすぎ、理想を追い求めるばかり「こんなもの面白くないのでは……」と、かなりネガティブな気持ちだったのです。それで予定より出版が遅れたという事実もあります。
でも時間をかけて向き合った文章、人それぞれ感想は違うと思うのですが、自分が自分を自然と認められたというのは大きいなと思いました。
多分、wordの原稿をずっと見ていてもそう思わなかったでしょう。作品としてリリースして、他の先生の作品のようにタブレット越しに読むのはかなり客観的になれました。
もちろんその上でダメ出しする部分も多いですがね。そこはまた頑張ります。
今回書いたエッセイは、かなりリアルな留学体験記。アメリカで暮らすこと、アメリカの高校の様子、留学のメリット・デメリット……全てひっくるめた体験記です。
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