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あけましておめでとうございます!犬、発見?ハービッグ・ハローも!

皆様、2025年もどうぞよろしくお願いいたします!
さて、新年一発目の投稿は、年末年始に3夜連続で挑んだIC434、通称「馬頭星雲」の画像です。
*中央部、馬の首元に星の赤ちゃんが誕生した際に発生するハービッグ・ハロー天体もしっかり写ってました。


クリックで拡大できます。
IC434 - Handmade 8"Carbonfiber Newtonian / ASI2600MM / R4/G5/B4/L1/Ha 6.5hours integrasion:20.5h / Shizuoka Japan

もう何度も撮影している馬頭星雲ですが、今回はどうも「馬」よりも「犬」が気になってしまいまして…。
しかもその犬、ただの犬ではありません!なんと昔懐かしいアニメ『チキチキマシン猛レース』のあのケンケンそっくりな犬が、星雲の中に現れたんです!


犬…いや、ラクダ?それとも…?

馬頭星雲という名前だけあって、「馬」の形はすぐに分かります。
ですが、じーっと見ていると、どうも犬らしきものがちらつくんですよね。いや、もしかしたらラクダかもしれませんが。

そこで、アニメ『チキチキマシン猛レース』のケンケンを思い出しました。あの「シッシッシ」という特徴的な笑い声が脳内再生されて離れないんです!ちなみに、ケンケンの正式名称は「Muttley」なんですね(初めて知りました)。

▼ ケンケンの参考動画はこちら

さて、皆さん、馬頭星雲の中にケンケンっぽい犬、見つけられますか?
*答えは一番下です。


自作鏡筒で挑む星雲探し

今回使用した鏡筒は、800mm/F4の自作ニュートン反射式望遠鏡です。
実は、SkywatcherのQUATTRO 8CFというカーボン鏡筒が欲しかったんですが、廃盤で手に入らず、仕方なく(いや楽しみながら)自作しました。
1.5mmのカーボン筒を作って2mmスパイダー、接眼部とCF強化、主鏡をK9で作ってもらう等を施しました。EAFを装着しておりますが3時間程度ではフォーカスが変わることもなく周辺の収差も無くスケアリングも殆どノーメンテです。


今回の撮影データには若干「L(輝度成分)」が足りない気がするので、次のチャンスがあればさらに撮影を重ね、よりS/N比を高めたいと思います!
そして、次回こそケンケンの笑い声が聞こえてくるくらいのクオリティで仕上げたいですね。

さて、皆様もぜひ、馬頭星雲の「ケンケン探し」に挑戦してみてください!
笑い声が聞こえてきたら、もうあなたも星空の虜です✨

ケンケンらしき物体