社内副業までの流れ

モヤモヤの1年半

MBAを卒業して1年半、ずっと悶々としてきた。人事・組織関係を専攻し派遣元の会社に復帰後もその分野で活躍しようと意気込んでいた自分にとって、配属された国際事業関連の部署はフィット感が薄かった。学んだことの中で活かせるのは「英語」と「外国人相手にナメられない」対話術程度。穿った見方をすれば、スペックが高くなっただけで会社の歯車にされているという実態は留学前と比較して何も変化していない、とも思えた。

もがいた末に

そこで腐っては勿体ないので、ずっと「自分に何ができるのか」を考え続けた。キャリア(勤務先)を変えることもずっと考え続けている。ただ、キャリアを変えることはゴールではない。結局自分の人生を使って何を成し遂げたいか、それがハッキリしない限りはどこにいようが何も変わらない。幸いなことに、MBAで学んだスキルと培った人脈はある、それを最大限使って何かをやってやろう、そんな結論に至った。

社内副業の機会がポップアップ

働き方改革の名の下、副業や勤務時間の緩和が進められている今、現勤務先で「社内副業開始」との情報があった。しかも、自分自身の興味・関心が強いスポーツ、日本文化、インバウンド、といった分野でも募集がかかっている。何かを主体的に作っていけるチャンスかもしれない、そう思って迷わず応募した。そして面接を経て合格。こうして、勤務先の中で初めて「文化・エンタメ」(観光、インバウンド、スポーツ等)を事業化の検討を行う4名に名を連ねた。これからは勤務時間の20%(週1日ペース)で国際事業関連の本業と併行して検討していくことになる。

残された側は・・・

本業側の職場の同僚や上司の受止めは、「片手離し」くらいで喜んでくれているというのが正直なところ。構図としては、私のワガママで週1日職場からいなくなるような形になるため、特に上司は正直「なぜ応募したのだ」と思ってるかもしれない。そりゃそうか。ただ週1日の不在で被るロス以上のベネフィットをもたらす自信はあるので、それでカバーしていこうと思う。

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