四月の夜のノクターン
4月3日
晴れ、風が冷たい。
昨日札幌から帰り、ほっと一息の今日。
週末の札幌は最高気温が10℃を下回る寒さで
日曜の夜には雨までパラつき、円山夜想での独演会を終えたあとは
ちょっとだけ雨に濡れながらタクシーを拾って宿へと帰った。
4/1(土)「ナガイケジョー独演会 in 札幌」@円山夜想
札幌での独演会はREVOLVER、そしてmusic hall cafeと経て
(ペニーレーン24でのSCOOBIE DOオープニングアクトもあり)
お初の円山夜想。
雰囲気もよし、音もよし、マスターの人柄もよし
と三拍子揃ったライブバー、また好きな場所が増えたよろこび。
会場のベースアンプも音が好みで、なるほどEBS。いいですね。
弦も張り替えたばかりだったので、しっかりツヤやか。
この日はリチャードココ。045-105、ニッケル。
わりと独演会集大成的な、曲たくさん、たっぷり鳴らす。
ご来場いただいた方々、ありがとうございました。
『ねつっぽい』ZINE&DISKも好評でうれしい。
ジンギスカン&ラーメン辺りもちゃっかり腹に納めつつ
次回札幌は SCOOBIE DO 7/1-2 BESSIE HALL 2DAYS公演。
こちらもたっぷりお届けする予定、楽しみにお待ちください。
今日の一曲。
坂本龍一「TIBETAN DANCE」 from AL『音楽図鑑』(1984年)
牧歌的なメロディーでありながら、それと絡むビートが絶妙にファンキーで
どことなく悪魔的な中毒性を漂わす、吸い込まれるような青い空と
峻険な岩山の神々しい姿が眼前に浮かんでくるようでもあり、
そんなこんなで空想のチベットへと想いを馳せる。
(”チベット”と言われるとつい興味をそそられてしまう性分の私)
ドラムス: 高橋幸宏 & ベース: 細野晴臣
ステキです。
のちの1992年「HEART BEAT」ツアーでのver.は
ドラムス: Manu Katche & ベース: Victor Bailey
とこれまた強力な布陣で、ビクター氏のヌルッとしたフレットレスでの名演
こちらもステキ。
ジャンルにとらわれない大胆でボーダーレスなアプローチ
「音楽は自由にする」
まさに氏の著書のタイトル通り(読み返そう)
先人たちの残してくれた楽曲に触れることで、
新たな気づきや感情と出会えるよろこび。
繋いでいくこと。
ご冥福をお祈りいたします。