RaspberryPiに向いているmicroSD
先日、避難所運営支援システムの定例会でお世話になっている、先生からご連絡がありRaspberryPiの動作が非常に遅い原因がmicroSDであったとのことでした。
話を元に戻しますと、避難運営支援システムの開発用にRaspberryPi3+(or4)用に、Nginx, MariaDB, Firebird, Django, PyCharm, Lazarusなどの開発環境をセットしたmicroSDを用意したのですが、動作が非常に遅いことが問題になってました。
どれくらい遅かったかと言うとMariaDBでテーブルのCREATEに13.9秒もかかってたのです。
当初はRaspbianからRaspberryPi OSに変わったことや、DB,開発環境の入れすぎではとも疑ってたのですが、他にやることが多かったため放置していました。
私は本格的にRaspberrPi 4で開発するにはmicroSDでは速度&容量的には不便なのでSSDに切り替えて、ほぼ快適な環境に移行していましたので、すっかり忘れていました。 またポリテク浜松でのセミナーではThonnyでPythonの実習をするくらいでしたから、起動時に遅いかなと思ってたくらいです。
で、先日原因がmicroSDであるとの連絡をいただきました。
とりあえずRaspberryPiが動くというだけのSDカードの情報なら以下のサイトにあります。
多くのブログを見ても「Class10を使いましょう」と書いてあるくらいです。
快適に使用するなら、A1がついているmicroSDを使用してください。
RaspberryPiは色んな環境で稼働させますので、消費電力も気になりますが、開発用で使用するならmicroSDよりもSSDをおすすめします。
RaspberryPi4の4/8GiBのシステムでは問題ないと思いますが、1GiB程度のメモリの場合、ビルド時にメモリ不足でエラーとなることが有ります。 メモリ不足が疑われるときはSWAPを設定してみてください。(microSDでswapまで使用された状態では、ビルドに数十分からそれ以上かかりますが、エラーで落ちる可能性は減ります)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?