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病みおじさん、タイミーでリハビリ。
夢があった若い頃は、それなりに努力したり楽しんだりもあったのだが、夢敗れ諦めてからは、適当に日々を過ごしていた。
東京という街はそれなりに楽しい誘いも刺激もあって、なんとか誤魔化し誤魔化し現実を見ないふりして生きてきたように思う。
いつかは地元に戻って親の近くで生活してあげたいな。
夢もないし、東京だからといって出会いもあるわけでもないし野心がない人間の住む場所ではないと思い、田舎に帰ってきた。
人の距離感、ゲイの人口、仕事、期待していなかったものは、何もうまくいかない。東京ではいい意味で、誰にも興味を持たれず紛れていた自分が、田舎では個になり、知り合いだらけのコミュニティーで自分の存在価値みたいなものを毎回確認されるような感覚。その度に無価値を実感してしまい、どんどん萎んで行ってしまった。
東京では好意を感じる事によって、多少なり自分の存在価値を回復することもできていたのだが、こちらでは何でも話せるゲイの友人もいないし、リアルする事もない。
この半年は一日も働かずに過ごしてしまったし、約4年程働いては休んでの繰り返し。引きこもりで何しているのか謎の世捨て人おじさん爆誕。自律神経の大切さよ。
心と体の不調。ブロックと解放。
落ちるところまで落ちればまた何か始めるだろうと思っていたけど、休めば休むだけ行動に起こす難しさみたいなものを感じる。かと言って、助走しながら何かを始めることもできないのも事実。
会うたびに「今何してるの?」と聞かれ、「何もしてないんだよ。」と答える。昔からの親しい友人に会うことも、こんな自分では会えないなと諦めがち。
このままではいろんな意味でやばいなと思って、リハビリ的に短時間のタイミーを登録してみた。
タイミーだと、2,3時間の仕事もある。
いろんな会社、職場を見れる楽しさもある。働いている人からその会社を測れる側面もある。ひたすら誰かしらが怒っている会社もあれば、とても穏やかで気持ちよく終われる会社もあり。
まずそのスポットスタッフに対しての価値観?みたいなもの。
その日だけでも充分に働けるだけのポジションか。
説明は丁寧か。サポート体制。働き手としてリピーターにさせるだけの何かがあるか。働く側であるものの、客になり得る1人を会社として魅了できるのか。奥が深いなと思う。
昨日働いた職場もとても皆優しくて、手土産まで持たせてくれて楽しく終われた。
お互いに評価する項目があり、働いた後に公開される口コミ?の登録がある。仕事内容についてや、指導してくれた人に関してなど。
「ありがとうございました。」だけの人もいれば、長く書く人もいる。
これは企業側も同じ。コメントなしの場合もあれば、褒めてくれる企業もある。これは、その人の人間性にイコールのような気がした。
人として気持ちのいい人はきちんと1人1人に対してコメントも書いてくれる。切り捨て駒のように使う企業は感情も特にないので、コメントもない。こんな自分でも、また機会があったら来てくださいねと言ってくれるのが、本当に病んだ心に染みる。
働かないと見えてこないものが沢山あるのでお試しで見れるのがありがたい。
働いているスタッフの質も然り。やはり愚痴ばかりの職場はそれはそれで面白いけど、働きたくはないなと思う。
スタッフの満足度から顧客への満足度へ繋がるものはあると思う。
あとはいい意味で、外国人スタッフの多いところでは、このくらい緩くていいよねと思い知らされる。死ぬわけじゃないし。くらいの。真面目すぎる日本人にドロップキック。
今月中には久しぶりに履歴書も書いてみてどこかに応募するのが目標です。
採用不採用は置いといてね。
社会復帰できるでしょうか・・・。まあ、自分には期待せずに、できることから少しづつやっていきたいと思います。
12月は1泊だけして、自分の仕事を東京で入れたので、楽しんできたいと思います。それまで、リハビリ少しずつ頑張ります。
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