いい作品を作るためには?
Instagramのストーリーでいい作品を撮るための条件を書いたところ、もっと詳しく!と要望があったため書きます。
いつもそうですが、あくまで個人的な考え方であって正解ではないです。
別の意見の方もいらっしゃいますし、それも正解です。
その前提でわたしの考えを書いていきますね。
本題に入る前に『作品』という言葉の定義をしておきます。
作家活動してる人が何かを生み出したらそれは作品。であることには間違いないのですが、ここでは、SNSなどではなく写真展やコンテスト・写真集など『外向けに発表するためのモノ』を指すこととします。
決してSNSの写真が作品ではない!とか、わたし自身もSNS用は手を抜いてるとかそういうことではなく、分かりやすくするための、このnoteでの定義です。
そもそも何でいい作品を作るための記事を書いたのかというと、私が作品を創るときには遠征に行くことが多いです。
個展『STORIES』のメインビジュアルは和歌山までいきました。
しかし・・・
遠征をしたからといって、いい作品が作れるわけではないですよ!
という話をしたかったからなのです。
じゃあ、なんでお前は遠征することが多いんだ?という疑問が生まれると思いますが、その辺りが関係するので本題に入っていきましょう。
事前の企画・準備
ご自身の作風を出していきたい場合は、ここが大事だと思っています。
もちろん、事前に下調べせずにストリートで歩きながら撮影場所を見つけて撮影することは私もよくあります。
SNSはフォロワーもしくはフォロワー外の不特定多数に見てもらうのに対し、展示やコンテストに作品を出して来場者や審査員に見てもらうという大きな違いがあります。来場される方は不特定多数ではありますが同じ界隈の方が多いので今回は不特定多数と定義していません。
しっかりコンセプトを決めて、作品作りをすることで観ていただく方に考えを伝えやすく、共感を得やすいと考えます。
例えばクロス展3で総合5位をいただいた作品は、事前準備に数ヶ月かけました。
作品のストーリーと、設定、衣装などです。
ちなみに、撮影場所は都内です。
もちろん、撮りたい絵が特定の場所でしか撮れない場合は遠征しますが、近場で撮れるなら撮る。
この辺りが、遠征したらいい絵が撮れる。のではなく、事前準備が大事!ということに繋がってきます。
今までなんとなく撮影していた方は、事前準備や企画をしてみてはいかがでしょうか!
もしかしたら、新たな道が開けるかもしれません!
実際に作品にするには、組み写真や、ブックなども重要ですが、長くなるのでまたの機会に。
では、また!
霜月ジョー|Joe Shimotsuki
▼Instagram
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