いい写真とうまい写真ってなに?
「ジョーさんみたいな、いい写真ってどうやったら撮れますか?」
こんなありがたい質問をされることが増えてきました。
本当に嬉しいかぎりです。ありがとうございます。
ちょっと前に展示会場で聞かれたときに、ふと頭をよぎりました。
何が【いい写真】で、何が【うまい写真】なんだろう?と。
わたしなりに考えた内容を書いていきます。
あくまで私の感覚的な意見で書きますし、他の意見あってしかるべきで、それも正解だと思います。
その前提で興味がある方は読んでいただければと思います!
さっそくですが、この写真は【いい写真】ですか?【うまい写真】ですか?
どっちでもないわ!って方もいるかと思いますが、どちらかの意見のかた向けにお話ししますね。
わたしの意見から言うと【へたな写真】です。
しかし、【いい写真】だと思って頂いた方もいるかもしれません。
ここまで話をしたら、わたしの定義が分かる方もいそうですね。
【いい写真】と【うまい写真】の私なりの定義
ではなぜ、上の写真が【へたな写真】なのかと言うと。
この写真は人生で初めて撮影したポートレートで、かつカメラも持って2回目くらいだったかと思います。
ブレていて斜めの構図になっているのは意図せずにテンパって撮った作品なのです。
いい写真かどうかですが、今の私は【いい写真】だと思っています。
しかし、当時はセレクトの段階でボツにしていた【よくない写真】としていました。
同じ写真でそれが変わるということは、結局好みの問題ということが私の中の結論です。
こちらは同じく当時ボツにしていた写真ですが、いまは好きで【いい写真】だと思っています。
当時は目線アリこそ正義だと思っていたので、【よくない写真】だったのですね。
こちらは去年の作品ですが、日の丸構図の寄り写真が好きでした。
わたし自身も好みは変わりますので、【いい写真】と思う作風が変わることもあります。
最近は三分割構図の引き写真を好んで撮影しています。
ちなみに、今でも日の丸構図の寄りも好きです。
どちらも意図した設定で撮れていますし、どちらも【いい写真】だと思ってます。
ここ何年かはカメラ自体の性能がバツグンにアップしてますし、ある程度お写真を撮られてる方はほとんどが【うまい写真】を撮られてると思います。
しかし、【いい写真】が撮れないと悩んでる方は沢山いらっしゃいます。
それは、自分の好きな作風(作品)で撮れてないから悩むのだと思います。
きっと自分の好き。を見つけて撮影を続けていれば【いい写真】が撮れるようになると思います。
もし私の作風(作品)が好きで【いい写真】だと思って頂ける方がいれば、聞いて頂ければカメラの設定や撮り方はお教えします。
ロケ地などは足で探していることが多いので、それは皆さんで見つけてみてくださいね。
明るい写真が好きな人もいれば、陰影のある写真が好きな人もいる。
Leicaで撮った写真が好きな人もいれば、富士フィルムで撮った写真が好きな人もいる。
好みはみんな違って当然なので、自分なりの好きを見つけて【いい写真】を量産していきたいものですね!
では、また!
霜月ジョー|Joe Shimotsuki
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