Kilkerran 16年 (ABV46%)
左がキルケラン16年。
2021年9月15日ボトリングなので2ndリリース。
構成はバーボン75%/シェリー25%。
1stリリースはバーボン96%/マルサラワイン4%。
実は1stリリースの16年サンプルを貰って試飲したのですが少し辛さが目立ったので値段の割に個人的には微妙だなと思ったのでスルーしていましたが、先週お店に行くとちょうど入荷したばかりで、店員のインプレッションを確認したところこれならアリと思い購入に至りました。
SDGsのせいで箱無しです。
テイスティングした印象は当たりですね。
12年と比べると全体のニュアンスは同系統でそのまま奥行きが深くなります。
香りは黄色系のフルーツがメインで柔らかいピートが存在します。
味わいは土っぽさとオレンジ系の柑橘、スプリングバンク10年以下スプリングバンク18年以上の潮っぽさ、スプリングバンク10年より強いパフューミーさとクリーミーさ、程良いピート、ボディは重くなく軽くもないので飲み疲れもしなければ飽きもしません。
何よりホワイトレーズンというかゴールデンレーズンがいました。
このゴールデンレーズンが私のキルケラン16年の印象を覆しました。
これは非常に美味しいです。
マレーシアのこのお店はspringbankの1st distributorですのでキャンベルタウンは適正価格で安定して手に入るのですが日本に帰ったら争奪戦が凄すぎて入手できそうにないので今の内に楽しんでおこうと思います。
今回は購入したボトルを店員と一緒に開栓してテイスティング、帰宅してからは
・サンプルで貰ったキルケラン8年CS batch4(2019年10月10日ボトリング、リチャードシェリー100%)
・キルケランへビリーピーテッドbatch3(2020年3月16日ボトリング、バーボン80%/シェリー20%)
と一緒に飲み比べました。
16年の完成度はさすがの一言でしたが開栓してから2ヶ月のヘビリーピーテッドの成長度合いに驚いて途中からへビリーピーテッドばかり追いかけていました。
8年CSは悪くはないですがボトル購入まではしないかなーという感じですね。