アードベッグ蒸留所ツアー2024
これから訪問しようとしている方の助力になればと思い、私の2024年アードベッグ蒸留所ツアーについて書きます。
参加したのは、"quintessential ardbeg tour"。
参加費用は£20/人で10:30開始の1時間15分、1日に3回。
(13:30と15:30もあります)
蒸留所内の工程見学が出来るシンプルなツアー内容です。
今回の蒸留所巡りでは、アードベッグだけ後悔しています。
理由は、樽出し(ヴァリンチ)原酒試飲ツアーに参加出来なかった為です。
正確には、時間の都合で参加出来なかったということであり、仮にタクシー移動であれば樽出し原酒試飲ツアーに参加出来たと思います。
残念ながら2人行動だったので、1日8時間のタクシーハイヤー料金£200~£300を支払える程の頭脳を私たちは持ち合わせておらず。
(例えば4人行動等であればスコットランド本土からフェリーを利用して、レンタカーで運転手を1日交代で回すのも1つの手なのですが、4人もいると動きにくいのでそれはそれでネガティブ。)
参加したかった樽出し原酒試飲ツアーは、"stillhouse & warehouse 3 tasting"。
参加費用は£75/人で11:30開始の1時間30分。
ニューメイクを試飲した後に、有名なウェアハウス3で樽出し原酒を数種試飲できるという非常に素晴らしい内容。
しかし終了時間が13:00なので、タクシーを利用しない私達は、14:45開始のボウモアの樽出し原酒試飲ツアーに間に合わない可能性が非常に高い。
そして私たちはボウモアの優先順位が高かったので、アードベッグは通常の工程見学ツアーにしました。
ポジティブに捉えると、アードベッグの樽出し原酒を飲みたいという目標が出来たので、次回もアイラ島に訪問したいという理由付けになりました。
今回、このツアーに参加して強烈に感じたことは、LVMH(モエヘネシールイヴィトン)の圧倒的資金力。
今まで誤解していたのですが、ラガヴーリンとカリラとアードベッグは日本市場ではMHD(モエヘネシーディアジオ)underで販売しているだけで、イギリス内ではラガヴーリンとカリラがディアジオunder、アードベッグはLVMH underなので、そもそも経営が異なっていたのですね。
閑話休題。
2020年か2021年に蒸留器を更新したということもありますが、それを差し引いても全体的にキレイです。
さすが他分野でも世界を牛耳っているLVMHですね・・・すごい。
写真中のコメントに記載していますが、ツアー中に試飲したのはコアレンジである、
・アードベッグ10年
・ウーガダール
・コリーヴレッカン
の3種で、実は今までしっかりと飲み比べをしたことが無く、コリーヴレッカンが一番好みだと思っていたのですが覆りました。
アードベッグ10年が最高に良い。
何が良いかと言われると、ピート/柑橘/口当たりの良さ/ライトなのにコクがある、これらが調和していてバランスが非常に良い。
蒸留所訪問でまさか基本であるアードベッグ10年の素晴らしさに気付かされるとは思いもしませんでした。
一緒にツアーに参加した友人も、アードベッグ10年が完成されすぎているので、アードベッグはこれだけで良いと言っていました。
極論ではありますが納得。笑
以下が今回訪問した他の蒸留所ツアーです。
ボトルの発送方法や費用、日本での通関税についてまとめたので参考にどうぞ。
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