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Dimensions Laphroaig 9年 (ABV 54%)

Distilled : 2011年9月
Bottled : 2020年9月
Cask : 56392
Bottle : 47/264

ボトラーズであるDuncan TaylorのDimensions。
ラフロイグのシングルカスクストレングス。
マレーシアの行きつけの酒屋で倉庫品一斉セールの初日を見に行って良さげだったので購入したボトル。
Carn MorのBowmore23年1996を購入して飲みたかったですが店員にそもそも価格が高いのでBowmoreが一番好きじゃないとちょっとオススメ出来ないと促され、言われてみればそうだなと我に返って諦めました。

bundleの内容は以下の通り

ALLS18 : AnCnoc18年/Ledaig18年/Longrow18年/Springbank18年
KL : Kilkerran Heavily Peated(Batch 3)/Longrow
KK812 : Kilkerran8年CS(Batch 3)/Kilkerran12年
SS1215 :Springbank12年CS (Batch22)/Springbank15年
SD1418 : Springbank14年Bourbon Wood/Springbank18年

※約27円/RM、マレーシアは酒税が恐ろしく高いのでこれくらいの価格帯です。倉庫品セールなので全体的に5〜15%程ディスカウントされています。

bundle2setと1本の計5本購入しました。

閑話休題。

香りはしっかりラフロイグのヨード、ピート、フルーティさが効いていてオフィシャルのラフロイグに近い。
若さ故のアルコール臭はありますが、若いアイラはピートがプラスに働くケースが多いのでむしろ良い香りに感じれる。
味わいは口当たりが非常に甘く中間に土っぽいピートが爆発する。
甘くもありスパイスもありしっかりラフロイグのピートとヨードが効いているのでラフロイグ10年カスクストレングスBatch12とBatch13の間のイメージ。
つまり非常に良い出来。
もはやボトラーズではなくオフィシャルですね。笑
加水すると乾いた土のピートが出てきてフルーティさは少し鳴りを潜める。
味わいは予想通り甘味が強くなりピートが抑え気味になる、この特徴はBatch12ですね。


ロックにすると香りは加水より1段階そのまま弱くなる。
味わいは加水の延長線上で甘味がそのまま残る、というより更に甘くなりピートが非常にマイルドになる。酒質があるのでロックに全く負けない。

総評はラフロイグのカスクストレングスBatch12.3です。笑

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