Laphroaig 10年 Cask Strength Batch14 (ABV 58.6%)
2021年6月ボトリングのカスクストレングスBatch14。
日本に2本置いていますがプーケット空港の免税店で1万円程で売っていたので高かったですがマレーシア用に1本購入しました。
ラフロイグ好きであればこのシリーズは買った方が良いと思います、個人輸入であれば在庫も豊富、価格もそこまで高くありません。
香りは穏やかなラフロイグ10年でアルコール由来の刺激は感じられない。
いつものピート、ヨード、磯、タール、ベーコン、ネットリとしたレモンの柑橘。
味わいは口当たりがスパイスとハチミツとウッディで甘さよりウッディ寄りのスパイスが支配的。
中間は期待通りでハチミツの甘さとラフロイグらしいピートが爆発。
フィニッシュにかけてはいつものカスクストレングスらしくバニラが長く続きます。
Batch12よりは甘くないですがBatch13よりは甘いですね。
加水は香りはウッディさとバニラが更に出て来ます。
味わいはベースはストレートのままで甘さが1段階上がります。
意外に変化せず結構単純です。
この手のものは甘さが際立ちスパイスが穏やかになると想像していたのですが予想がハズレました。
ロックは香りはいつものラフロイグ10年ロックの感じ。
味わいはこれも意外に甘さが際立つことなくストレートよりヌメっとした(アルコールが軽減された)味わいになり例えるなら通常のラフロイグ10年日本版のピートの爆発を抑えたロックという感じです。
もちろん美味しかったですが私は甘党なのでBatch12の方が好みでした。
Batch13はクラシカルな雰囲気ですがそれはそれで好きです。
個人輸入した時は1本8000円程だったのでカスクストレングスを考慮すると買いだと思います。
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