Bowmore 15年 (ABV 43%)
アイラの女王。
私にとってのBowmoreはアイラ系を軽く飲みたいなと思った時に12年をちょろっと飲む程度でしたが、日本の行きつけのBarの常連の方にKingsbury Bowmore 17年 1995を飲ませて頂き、その圧倒的なフルーティさとピートの心地良さに感動し、Bowmoreの凄さを実感した思い出の銘柄です。
閑話休題。
Bowmore15年はバーボン樽12年熟成後、オロロソシェリー樽で3年後熟したもの。
香りは若干のピート、レーズン主体の熟したフルーツでオイリー、コニャック系。
味わいは口当たりはアルコールがちょっとひっかかりますがオイリーで酸味があり、コニャック系の香りに反してなかなかピートが主張してくれます。
後はスパイスも少しあるのと、フィニッシュにかけてはオイリーなクリームとダークチョコが中程度に伸びます。
加水すると濃い蜂蜜の香りが一気に強くなり濃いめのレーズンと僅かにピートが存在します。
味わいは口当たりの嫌なアルコール感が無くなり全体的にまろやかになります。
言い換えるとストレートでは口当たり/中間/フィニッシュがバラバラに主張してましたが加水することで繋がります。
ロックにすると香りは加水の一段階弱めでレーズンが少し隠れます。
味わいは口当たりが加水と似ていて中間のスパイスが少し強くなりこれがピートと相性が良いのでダラダラ飲めそうな感じですね。
個人的には加水が良いと感じました。
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