Clydeside Distillery New Make Sprit (ABV 63.5%)
2024年7月に蒸留所訪問した際に購入したボトル。
容量は200mlで£17.5。
グラスゴーにある都市型蒸留所で、ローランドに位置します。
香りはローランドらしいクリーンな香りで、柔らかい潮の効いたモルトとクリーミーさが感じれます。
味わいは口当たりにアルコールの刺激が少しあるものの非常に甘くクリーミー。
中間からスパイシーさとアルコール由来の甘味が感じれますが、フィニッシュにかけてアルコール由来のスパイシーさが勝り、穏やかに切れていきます。
全体的にクリーンなニューメイクなので、じっくりと熟成をすれば、とても美味しいウイスキーになると思います。
加水すると香りはクリーミーさが弱まる代わりに潮が強くなるので、キリッとしたモルト香になります。
味わいは全体を通じて滑らかでクリーミーな味わいに変化し、スパイシーさは少し弱まりますが、フィニッシュの長さと穏やかに切れるのはストレートとあまり変わらないので心地良いです。
ロックにすると潮も弱まり、更にキリッとしたモルト香になります。
味わいはモルトの甘みをじっくりと味わえるので、クライドサイドのモルトの深みを知ることができます。
モルトの方向性を知りたいのであれば、ロックがオススメです。
オススメはストレートとロック。
ニューメイクはローランドらしいクリーンさが主体となっているので、熟成を重ねる今後が楽しみです。
↓クライドサイド蒸留所ツアー参加の記録です。
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