FP1級合格体験記②(2022年5月学科当日編)

FP1級合格体験記の当日編です。

学科勉強編は下記リンクからどうぞ!

当日の持ち物

試験当日に持っていったものはこんな感じです。

  • 受験票

  • 鉛筆

  • 消しゴム

  • 電卓

  • 腕時計

  • 身分証明書

  • 予備の電卓

  • カロリーメイト

  • ぶどう糖

  • アルコールジェル

  • 合格ターゲット

  • 精選問題集

  • あてる予想問題集

  • 直前対策特訓セミナーレジュメ

  • iPad

見ていただいたらわかると思うのですが、参考書類を持ちすぎました(笑)
不安になって、たくさんリュックにいれちゃいました。

持ち物の中で、私がこだわったものは、「飲み物」と「おやつ」です。

「飲み物」は、水のペットボトルをチョイス。
試験中にトイレに行きたくなるのを防ぐために、カフェインが入っているコーヒーや紅茶は、個人的には論外です。

「おやつ」は、ぶどう糖(大丸本舗)をチョイス。
脳のエネルギー補給にいいと聞くので、基礎編と応用編の前に食べました。
大丸本舗さんのぶどう糖は小分け包装で、食べる時に手が汚れないのでおすすめです。

会場入りまで

集合時間の30分前に会場に到着できるように家を出ました。

しかし、運の悪いことに電車が遅延
急遽、私鉄からJRに乗り換え、別ルートで会場に向かうことに!

その時はめちゃめちゃ焦ったのですが、会場に着いたのは集合時間ちょうどくらい。

やはり、余裕を持って行動することが大事です。

試験会場入り

3級、2級は広い会場だったのですが、1級は30〜40人ほどの狭い教室でした。
他の受験生は、パッと見たところ、自分よりも年上の40代以上が多い印象。また、受験生同士で知り合いの方もいるようでした。

(合格率が10%だとすると、この部屋の3人〜4人くらいしか合格できないのか…)

私は、基本的にネガティブな性格なのですが、
筆記試験受験時は、なぜかテンションが上がります。
次のように思いました。

(知り合いということは、職場つながり?金融機関勤務者?)
仕事関係なく、受験している自分すごくない?
その中で合格しちゃったら、さらにすごい!

根拠のない自信、自画自賛により、精神的にいいコンディションで試験を迎えることができました。
普段もこのような考え方ができたらいいのですが(笑)

基礎編

手応えは全くなかったです。
2択までしか絞れなかった問題も多数。

そんな中、計算問題は、迷いなく解くことができました。
計算問題は、パターンが決まっているので、取りこぼしのないよう得点したいところです。

手応えとしては、50点くらいかなという予想をしていました。

休憩時間

休憩時間は、カロリーメイト、ぶどう糖を食べた後、穴埋め対策や、公式の確認をしました。

応用編

ライフ

年金の計算問題は、さくさく解けました。
穴埋めも定番の問題が出題されたので、難易度としてはそれほど高くなかったように思いました(と、書きつつも、4つ間違えましたが)。

金融

金融は出題パターンが決まっているので、満点をとれる分野だと思っています。

試験中に後悔したことその1
「魔の2022年1月試験」で、「固定長期適合率」に関する問題が出題されました。
このことから、流動比率や固定比率が出るのではないかと予想しており、
実際に流動比率・固定比率両方とも出題されました。
しかしながら、固定比率の算出方法を思い出せず…
ここは得点したかった…

タックス

試験中に後悔したことその2
近年、別表4の出題が続いていたので、そろそろ出ないんじゃないかと思ったことが裏目に…。減価償却の問題が解けませんでした。

もちろん、勉強していなかったわけではないし、手を抜いていたわけではないんですが、どこかでそう思い込んでしまっていたのかもしれません。

また、総所得に算入する一時所得、雑所得、総所得を求める問題は全滅。
詰めの甘さを思い知らされました。

不動産

定番の建蔽率と容積率を求める問題は、クリア。

他の問題は、相続分野とミックスしたような問題もあり、一瞬「?」と思ってしまいましたが、何とか解くことができましたでした。
「地積規模の大きな宅地」と特例の適用の問題は、正解したかったな…

相続

「え?なにこれ?」と思いました。

前回の2022年1月試験では、類似業種比準方式による株価算定で、小分類・中分類・大分類を判断しなければならない問題が出題され、SNSが荒れました。

しかし、今回は、まさかの捻りのない問題。逆に心配になってしまうほど。

穴埋めでは、2問分からない問題がありましたが、それ以外は自信を持って回答することができました。

試験終了後の自己採点

ほんだ先生の予想配点で採点

その結果は…

基礎編 64点
応用編 74点

え? 合格??

基礎編で60点越えというのは、過去問や模試でも取れなかった点数。
2択まで絞れていた問題で、正答を選べていたのかもしれません。

応用編の得点は、ボロボロだったタックスのことを考えると、よくこの得点だったなと思います。

ただし、マークミスや、書き間違えもあるかもしれないので、合否通知を待ちます。

合否通知到着(7月4日)

待ちに待った、合否通知が届きました。

結果は…

基礎64点、応用72点の合計136点
でした!
応用編は、自己採点よりも2点下がりましたが、文句なしの合格!!

やったー!!


なぜ合格できたか?

自分なりの考えを書いてみます。

①モチベーションを維持できた

1回目に受験した時は、3級・2級を合格した流れで、深く考えずに受験し、その結果、不合格でした。

今回の受験では、知識を深めたい、活用したいという合格以外の思いも持ちながら勉強していました。(この記事を執筆時点では、まだ活用できていませんが(泣))

また、前回も書きましたが、Twitterで、同じ目標に向かって努力している方々と繋がれたことは、孤独になりがちな試験勉強中に、大きな力になりました。

②できる問題を(ほぼ)落とさなかった。

本当は、「落とさなかった」と書きたかったところですが、実際は落とした問題もあるので、「(ほぼ)」をつけています。

本番では、過去問にない問題や、テキストの隅に載っているような穴埋めも出題されます。そういった問題で得点することは難しいので、定番の問題を(ほぼ)落とさなかったことが合格に繋がりました。

最後に

前回の記事でも書きましたが、これは私の合格体験記であり、これが正解というわけではありません。人の数だけ体験記があります。

FP1級試験合格に向けて勉強されている方の、少しでも参考になれば幸いです。