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GPT-4の発表!シンギュラリティは早まるのか。

すごいニュースが出ました!
GPT-4の発表です。その精度は、司法試験のような専門的な分野では、上位10%のスコアを記録したとのことです。

GPT-3.5では、下位10%だったことを考えるとかなりの進化です。

シンギュラリティも、2025年には来るのではないかと言われるようになりました。

前は2045年と言われてましたが、GPT-4の精度を考えれば、十分現実的な話のように思います。

シンギュラリティとは

今日は、シンギュライティの話をしたいと思います。

シンギュラリティというのは特異点という意味ですが、要するに「コンピュータが人類の知性を超えるとき」という議論です。

もとは、カーツワイル『シンギュラリティは近い。人類が生命を超越するとき』からきているといわれております。

この本では、カーツワイルは、人間が置いて行かれるというよりも一緒に高みに登るという話をしており、人々の不安をあおるような内容ではないのですが、筆者の意図とは異なり、どちらかというと、シンギュラリティは怖いものと捉えられているようです。

ここで、大事な概念のはスピードです。スピードがとにかく速いということです。

ムーアの法則

ムーアの法則というのがあり、コンピュータの速度が今は1〜1年半で倍になると言われています。昔は3年とかでした。

倍々というのがどれだけすごいかは、ドラえもんのバイバインという話が参考になります。

液状のくすりを1滴かけることで、栗まんじゅうが5分ごとに倍に。5分で2個、10分で4個、15分で8個、20分で16個と。これくらいまでは良いのですが、栗まんじゅうは指数関数的に増えるので、1時間で4096個、2時間で1670万7216個、2時間15分で1億個を突破します。

このように、倍々というのはものすごい数で増えていくというのを意味します。

まとめると、このムーアの法則というのは、指数関数的にどんどんコンピュータが早くなるということです。そして、2045年に人間一人の処理能力を追い抜くだろうというふうに計算されていました。

とにかくこっちは 倍々で行くわけですから、いずれは確実に追い抜くということになります

そして、人間より処理能力が早いコン ピュータができたときに、それが自分より賢いプログラムを書くようになったら、どうなるか。人間が自分より賢いコンピュータを作れたのだかららその人間より賢いコンピュータは、そのコンピュータより賢いプログラムを書けるようにになってしまう。あとは勝手にどんどん行って人間が置いて行かれるという話ですを

生物の進化が、テクノロジーにより、どんどん早くなっていっているといわれています。
人類の誕生以来、話し言葉ができたこと、文字・車輪の発明、電話の発明、コンピュータに至るまで歴史的にすごく意味のあることはどれぐらいの間隔で起こったかということをみていくと、次のイベントまで時間がどんどん短くなっていっているのです。

ムーアの法則でとにかくどんどん早くなっていき,人間はずっと処理能力一定だとすると,コンピューターの処理能力がこれを超える点がシンギュラリティです。

おわりに

以上、シンギュラリティについて解説しました。
2045年といわれていましたが、もっと早くなることは確実そうです。仮に2025年になったとしたら、その先の世界はどうなるのでしょうか。

怖いけど、楽しみでもありますね。



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