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臨床試験で効果を示した特許取得の高濃度ビタミンCEF美容液って?

こんにちは!
高濃度ビタミンC美容液は濃度が高ければいい!?
不純物が入ってなければいい!?
いえいえそうとも限りません。

今日は、アメリカで40〜60歳のオトナ女性50人に52週間もの間使用してもらってアンチエイジング効果を科学的に証明した特許取得の高濃度ビタミンC美容液の組成と、その科学に基づいて処方されている実際のベストセラー商品をいくつかご紹介します。アメリカで効果を立証されたからといって、皆さんの肌に合うかどうかはわかりませんが、ビタミンC美容液選びの際のご参考になれば幸いです!

まずは、ビタミンC美容液の科学と効果を、ハーバード医学部 (Harvard Medical School)の消費者教育用の情報を元に解説します。(参考文献:Harvard Health Publishing. 消費者に健康に関する信頼できる情報を提供するための、ハーバード医学部の広報・教育部門です。)

ビタミンCの効果って何?

肌に塗るビタミンC (医学的には「ビタミンCの外用」)は、科学に基づいて皮膚科医が推奨する成分で、①皮膚の初期のエイジングを遅らせたり②紫外線ダメージを予防したり③シワ・シミ・アクネの見た目を改善する効果があります。以下、ビタミンCと言うときは、肌に塗るビタミンC(ビタミンC外用)のことを指します。

フリーラジカルという言葉を聞いたことはありますか?フリーラジカルとは体に有害な毒素で、排気ガスなどが皮膚に触れたり(外的な要因)、身体の正常な代謝活動の結果(内的な要因)、肌にフリーラジカルが発生して様々な害を与えます。ビタミンCは、抗酸化力によってフリーラジカルを中和することで、以下に述べるような様々な嬉しい効果があります。

シワ改善効果

いくつかの試験によってビタミンCがシワを改善することが示されています。ある試験は、ビタミンCを毎日最低3ヶ月使用することで、顔と首のちりめん皺と深い皺、および、全体的な肌の質感と見た目を改善させることを示しました。

紫外線ダメージからの保護効果

ビタミンCは、日焼け止めと併用することで紫外線ダメージから肌を保護する効果も期待できます。数々の臨床試験によって、ビタミンCが、ビタミンE・フェルラ酸と共に皮膚に塗られたとき、肌の赤みを改善させ、長期的にも紫外線ダメージから肌を保護することが証明されています。(このビタミンC・E・フェルラ酸の組み合わせは特許が取られていますので、後で詳しく説明します)

紫外線(特にUVA波)によって皮膚の中でフリーラジカルが発生して、皮膚のエイジングが起こるわけですが、ビタミンCは肌に塗ることで、肌内部に浸透させて、その抗酸化力によってフリーラジカルを中和します。補足ですが、飲む日焼け止めは、同様の抗酸化力を持つ成分をサプリメントとして服用することで、全身でフリーラジカルの中和を目指す製品ですね。飲む日焼け止めを飲んでも、ビタミンCを塗ったとしても、肝心の日焼け止めで紫外線をブロックすることが一番大事なことをお忘れなく!

シミの改善

さらに、ビタミンCは、メラニン色素の合成を阻害しますので、シミの改善も期待できます。先ほどの紫外線ダメージからの保護効果に比べるとエビデンスは少ないものの、いくつかの臨床試験で示されています。

ニキビの改善

ビタミンCには抗炎症作用もあり、皮脂の分泌を抑制しますので、ニキビを改善する効果もあります。数々の臨床試験で、1日2回、ビタミンCを肌に塗ったグループとプラセボ(効果がないけれど見た目が同じもの)を塗ったグループで比較すると、ビタミンCを塗ったグループではアクネの改善がありました。

ビタミンCの安全性

いずれの臨床試験においても、ビタミンCによる深刻な副作用は報告されていないので、ビタミンCは安全・安心な成分と言えます。ただし、全ての方に全く害がないかどうかはわかりませんので、自分たちで使用する時には肌に合うか注意が必要ですね。

また、大人においてのみ安全性を確認されていますので、子供には薦められません。

では本題の、特許を取得したビタミンC美容液について見ていきましょう。

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