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ノンケミカル日焼け止め EltaMD

こんにちは。アメリカで自分に合うノンケミカルの日焼け止めをいろいろ試し始めてはや数年。わたしの経験が皆さんの役に立てばいいなと思って、自分が試した日焼け止めを紹介していくことにしました。

利害関係に関する事項 ~はじめに~
この記事を書くにあたって、どの会社や個人からも利益提供は受けていません。完全に個人的な経験をもとに私個人の意見を書いています。正しい内容を書くように最善を務めていますが、事実と反する内容が含まれている可能性はゼロではありません。もし気づかれた方はお手数ですがご連絡いただけると幸いです。もし、この記事をもとに不利益を被られた方がおられたとしても、当方で責任は負いかねます。ご了承ください。この記事が皆さんのお役に立つことを願っています^^

ノンケミカル日焼け止めの有効成分とUVA・UVBブロック効果について

ノンケミカル日焼け止め(紫外線散乱剤)には、主に2種類の有効成分があります。酸化亜鉛二酸化チタンです。いずれもUVB (主に皮膚がんやシミの原因になる)の遮断は同程度のようですが、UVA (肌の老化・コラーゲン低下の原因になる) の遮断は酸化亜鉛が勝ります。酸化亜鉛は、UVAからUVBまで幅広い紫外線遮断効果がありますので、私は酸化亜鉛が多く含まれている日焼け止めを塗るようにしています。また、色付き (tinted) の日焼け止めに含まれる酸化鉄にはブルーライトを防止する効果があるという報告も出ているようですので [文献]、気にされるかたは色付きを選んでもいいかもしれません。


ここから、具体的な商品紹介です。

まずは、アメリカで昔から人気のELTA MDというブランドのノンケミカル日焼け止めから紹介します。ELTA MDはアメリカの皮膚科の先生がよくお勧めするスキンケアのブランドです。

以下の①~③の3商品紹介します。どれも、オイルフリー・香料不使用・パラベン不使用・ノンコメドジェニック (毛穴を詰まらせにくい)・低刺激性 (香料などを含まない)です。

①ELTA MD UV Clear (エルタMD UVクリア)

SPF 46
日焼け止め成分:酸化亜鉛 (9%、ノンケミカル)、オクチノキサート (7.5%、ケミカル)
その他の成分:ナイアシンアミド (抗炎症剤)、ヒアルロン酸 (保湿成分)、ビタミンE (抗酸化成分)、オイルフリー
価格:39ドル

個人的なお勧めポイント:ジェルのような質感で、真夏でも気持ちいいです。しっとり艶肌になります。抗炎症成分・保湿成分・抗酸化成分が入っていて、肌荒れしているときでも吹き出物があっても、使いやすいです。また、SPF45を得るために必要な分量が1ポンプで出てくるところも素晴らしいです。かなり量が多く感じますけれど^^; 色は付いていないので、韓国の女優さんのように、色白の艶肌になりたい場合にお勧めです。 (私は標準的なオークルですが、推奨量を塗っても、時間が経って馴染めば、1トーンアップぐらいなので、トーンアップ効果を期待されるときもお勧めです。私は少し色を付けたいので、手持ちのファンデを混ぜて好みの色にしてから塗っていました。

個人的なネガティブポイント:私は、オークルで健康的でマットな肌が好きなので、③でご紹介する、エレメント、というラインの方が好みです。もし、艶肌でかつ健康的な小麦肌が好みであれば、下の② ELTA MD UV Clear Tinted (色付き) がお勧めです。肉厚のジェルのようなテクスチャなので、化粧下地として薄くファンデの下に塗りたい場合は、あまり向いてないかもしれません (そもそも薄く塗ると日焼け止め効果が十分得られない)。上に塗るファンデの種類によって、下に塗ったElta MD UV Clearが剥がれてくることがありましたので、私はファンデとElta MD UV Clearを混ぜてから塗っていました。

総合評価:★★★★☆
艶肌が好みではないのと、ファンデを混ぜるひと手間がかかるのでマイナス1ポイント。使い勝手の良さと使用感がいいので艶肌にしたいときはリピートありです。

1ポンプで顔に塗るべき推奨量が出てくる

② Elta MD UV Clear Tinted  (色付きバージョン)

価格:41ドル
使用感は①と全く同じです。艶肌小麦肌にお勧め。

総合評価:★★★☆☆
ティントがかなり小麦肌なので、個人的には、艶のブロンザーとして部分使いにおすすめです。

③ Elta MD UV Elements (エルタMD UV エレメンツ) 

SPF 44
日焼け止め成分 (100%ノンケミカル):酸化亜鉛 (10%)、二酸化チタン (5.7%)
その他成分:パルミチン酸アスコルビル Ascorbyl Palmitate (ビタミンCエステル、抗酸化成分)、ヒアルロン酸 (保湿成分)
特徴ウォータープルーフ (40分)着色料・グルテン・香料不使用、皮膚手術後でも使用可能。
価格:38.5ドル

個人的なお勧めポイント:ジェルとクリームの中間くらいの質感で、100%ケミカルなのにしっとりしています。①②に比べると艶はなくて、ソフトマットくらいに仕上がります。色もオークルくらいでぴったりなので、私の一番のお気に入り。私は日焼け止め入りファンデとして使っています。

個人的なネガティブポイント:ポンプの脇から商品が少し漏れ出てくることがあって、チューブが汚くなることがありました。それが唯一の不満点。アメリカの商品は日本に比べると作りがしっかりしていないんですよね。商品の中身に問題がないので、いいんですが。商品の中身自体に不満はなし。

総合評価:★★★★★
オークル肌にはぴったりで、ファンデと日焼け止めの一人二役。しかも100%ノンケミカル。ソフトマットのオークル色をお探しの方にはお勧めです。手術の後に使えるくらい安全なのも安心して使えますよね^^ Elta EDの中では一番のお気に入りです。

購入方法

楽天で「Elta MD」と検索するとElta MDの日焼け止めが出てきますので、お好みのものを購入していただけます。下記の価格は2022年5月末時点です。

①エルタMD UV Clear (6100円)

②エルタMD UV Clear Tinted (色付き、6500円)

③ エルタMD UV Elements (6100円)


まとめ

評判に違わず、どれも高評価です。使い切ってしまったタイミングで記事を書いていて、写真をとっていなかったので、実際の色や質感の写真を載せられずごめんなさい。リピートしたら写真載せますね。お勧めの日焼け止めから紹介していく予定ですが、お勧めしない日焼け止めももちろんあります。少しずつ記事を投稿していく予定なので、良かったらまた覗きに来てください^^ では良い一日を!


参考文献など

タイトル上の画像は© ArtMarie/iStock.comよりいただきました。


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