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おさかな一年生
わたしが暮らす長崎県は、おさかな天国だ。
獲れる魚種日本一で、漁獲高3位(1位は断トツの北海道、2位が長崎県だったのが、先日、茨城県に抜かれてしまった!)、海岸線は2位(やはり1位は北海道)なのだ、それは魚も多くとれるだろう。
実家にいるときは、近所のおじちゃんに、
「魚のたくさん釣れたけーん!」とおすそ分けをいただくことも多いし、スーパーの魚売場へ行くと、東京に住んでいたころのそれに比べ、圧倒的に魚種も多い、地物も多く、新鮮で安い。そんな土地に住んでいるのに、魚が捌けないのはもったいない!
ということで、2021年の目標の一つに「魚釣りデビューをする。そして捌けるようになる」を掲げた。
まず、形から入ろう。デパートの物産展で長崎県大村市の松原包丁を買う。左利き用は高いから、と両刃を勧められた。2,750円、意外とリーズナブル。
次に釣り。地引網は4回(!!!)、定置網や養殖牡蠣の収穫体験はしたことあるのだけど、釣竿を使ったのは小1の頃のおぼろげな記憶。
そこで壱岐のゲストハウス「みなとや」のご主人に教わりデビューした。
絶対釣れる、というスポットで釣り糸を垂らすこと2時間。アジ、ベラ、フグなど10匹、小さくて全部リリースしたけど、感触はつかめた!
よし、ついに次は魚をさばく!
おさかな教室でイサキをさばきました。(講師はこざかなクン)テレビなどで何度も見てるから手順はわかるけどいざやってみると、、、
中骨に身は残り、身もボロボロに涙。ションボリしていたけど、こざかなクンに「初心者とは思えない、上手!」とコメントをもらい、釣り師や元漁師の友人知人からもお褒めの言葉をいただきホッとした。天ぷらにしてしまえば粗は隠せるしおいしくいただける。中骨に残った身も潮汁作れば出汁になる。
その後も、近所の魚屋さんでアジやイサキを買い、手順や押さえ方も掴めてきて、とりあえずアジはマスター!
新しいことにチャレンジして、思ったようにできなくって自己嫌悪に陥りがちなんだけど、ハードルを高く掲げ過ぎないこと、誉められたら真に受け止められず、逆に緊張して失敗することも多かったけど、ちゃんと受け止めて、肩の力を抜くことで、私の場合はうまくいくのかもしれない。と40過ぎて気づくのでした。
また釣りに行きたい。食べる分だけ釣って、捌いて食べる。
そして釣り針をスムーズに外せるようになりたい。上手に外せず、リリースする時にすごく痛そうだったのが申し訳ない気持ちになった。
そうそう、骨抜きも買いました。
贔屓の道具屋さんで一番安いのにしたんだけど、本職用って書いてある笑