古くなりたい
「新橋の喫茶店みたいに、古くなりてぇ〜」
オードリー 若林さんがラジオで話していたことが、共感しすぎてしまった。
新橋の喫茶店というのはあれだ。
全席喫煙、マンガ本が並び、銀色のステンレスの丸盆でコーヒーが運ばれてくる昭和な喫茶店のことのよう。スタバじゃ落ち着かない、ルノワールがいい。とも。
バラエティでMCをやっていると、アイドルやYouTuberなど若い世代と一緒になることも多いし、彼らのこと、今トレンドの音楽やマンガなども事前にリサーチしておかないとMCという立場上、困ることもあるので調べるのだけど、どうもわからないものばかり。
40代前半で、全然わからん!とはまだ言えない。とはいえなんでも話に追いつけてもちょっと怖い。50代なら知らないって言える?
はやく古くなりてぇ〜!という話でした。
若林さんとは学年も同じなので、全く状況が同じで、最近、10歳20歳以上若い子と知り合う機会が多くて、ホントね、困るよね。
友達の子たちも、アラフォー独身を気遣い、おじさんおばさんでなく、おねえさん、おにいさんと呼んでくれた時とか。
2020年夏の時点だと、「鬼滅の刃」や「愛の不時着」は知らないと、テレビやラジオの会話にもついて行けないことも多い。
YouTubeやtiktokが苦手。音楽もサブスクやってなく、ベスト10の半分は知らない曲ばかり。
30代前半までは、大人になっても好奇心強くて、歳を感じない大人に憧れていたけど、私も早く古くなるのもラクでいいなぁ、と思い始めたのでした。
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