転職基礎知識SE編【ジョブトラ20s/転職戦術】
当記事では、エンジニア転職における基礎知識を伝えます。システムエンジニアを目指す転職活動生は年々増えてきました。現在高校生に聞いた職業ランキングでも男性の部では圧倒的エンジニア人気となっており、若年層の印象がより強くなってる職業となります。
※ライブドアニュース参照 Vol1
1)エンジニアには業務工程が存在する
エンジニアと一口に言っても千差万別です。上流工程から下流工程まで様々な工程が存在し、工程毎に業務内容が別れます。
※エンジニア業務内容 Vol2
エンジニアの仕事は、大別すると、
・顧客の声を言語化する仕事
・設計し、開発をするモノ作りの仕事
・既に存在するシステムを維持し存続する仕事
上記3つに大別されます。
更に職業分類でいえば、営業職が顧客とベッタリ張り付く仕事であり、PM職は営業とエンジニア、双方に働きかけ進捗確認をする仕事(建設業界の施工管理に近しい仕事)であり、PL職は進捗管理とコーディング作業のプレイングマネジメントを行い、PG職はひたすらコーディングをする仕事であり、SE職はPL職の補佐的な仕事を行います。
2)IT業界業界マップ
※エンジニア業界マップ Vol3
エンジニア業界はWEBサイトを作るWEB関連の業界もあれば、裏方のシステム回りを行う業務もあれば、ハードウェアと呼ばれる実物にITを埋め込む仕事もあれば、ソフトウェアのパッケージもございます。前段でお伝えした、業務構造とは別に、企業に応じて個性が存在しており、IT業界全体で支え合うような構造となっています。※余談入りますが、元来ITはアメリカの国防総省から生まれたと言われます。その後、軍縮により失業者が増え、結果的にアメリカの西海岸、今でいうシリコンバレーでIT産業が勃興したそうです。イメージと違い、他業界以上に自由度は無く、業界構造がかなり階層化されているのは、軍出身者が多い名残だと言われています。
エンジニアになるには何エンジニアが良いか
結論から言えば、文系でIT未経験の方はインフラエンジニアをオススメします。いくつか要素はありますが、開発エンジニアは、雇用枠が少なく、プログラミング言語が常に入れ変わるからになります。
プログラミング言語は、常に流行と廃りが存在し、ちょっとしたセンスと才能に寄ってしまう事もしばしば存在する為、未経験者はインフラエンジニアからキャリアをスタートする事が望ましいです。
3)インフラエンジニアになる為に必要な理解
インフラエンジニアの最たる需要は、「サーバー」と「ネットワーク」の技術力を付ける事にあります。ご覧いただいてるNoteのページも、世界のどこかのサーバーが稼働しているから閲覧出来ているものであり、ネットワークが繋がる事で、ページを閲覧する事が出来ています。現在世の中の需要を見ても、開発エンジニアよりもバックエンジニアと呼ばれるインフラエンジニアの需要が爆発的に増えております。また、開発エンジニアと比較して、才能ではなく積み重ね。もっと言えば資格を取得し続ける事でキャリアアップする世界となります。
主にはCCNA/AWS/Linux/oracle/などの、ネットワークからデータベース関連の資格を獲得する事で、キャリアが上がっていきます。サーバーは、アマゾンが生み出しているAWSサーバーと言うサーバーが主流であり、アメリカでは弁護士、医師の次に求められる資格と呼ばれるほど、需要が高い傾向にあります。
インフラエンジニアは、ネットワークとサーバーの維持と改善を中心としたエンジニア職で在り、一般的な開発職と異なりコーディングを行うような仕事ではございません。業務改善の為RPAなどを自主的に組んでいき、業務改善を図る事もしばしばありますが、ややノーコードに近いエンジニア職としての理解を持つ事が大切です。
4)インフラエンジニアからキャリアアップの道筋
※エンジニア業務内容 Vol2
インフラエンジニアは、最初メンバー職からマネジメント職、最終的には責任者職へと上がる事が出来、バックエンジニアとしてのキャリアアップが出来ます。(バックエンジニアの責任者クラスですと800万~1000万も十分狙えます。)その上で、インフラエンジニアを極めた場合、ITの全体設計に干渉する事も出来るような知見が溜まる為、設計職や要件定義要求定義のプロジェクト会議に参加するケースも多々ございます。一重に言えば、プロフェッショナルとしてキャリアを強くしていくのか、一気通貫として、様々な経験を培うのか。深いキャリア、広いキャリア、双方のキャリアを歩む事が出来ます。
逆も然り、開発エンジニアはインフラエンジニアが知見として持つサーバーやネットワークの知見が曖昧なケース、ITのプロジェクトマネージャーは開発とインフラエンジニアの知見が身に付かないケースもある為、どのようなポジショニングに入っても一定の葛藤が存在します。
5)未経験エンジニア転職に当たった、準備物
IT業界は、業界知識とポジショニングの理解を細かく見ていきます。開発エンジニアで就職する場合は、インフラエンジニアとごちゃまぜにしてしまうと、受からないケースがあり、インフラエンジニアは開発エンジニアと混ぜてしまうと、同様のミスマッチになります。その為、正しい産業知識と構造の理解が必須となります。その上で、オススメする対策としては、「学習歴を積み重ねる」と言った方法です。未経験でSEを目指される方は、十中八九「ITに関して貴方は何の勉強をしていますか?」と聞かれます。このような質問に対し、「今はしていません。」となると、御縁にならないケースがあります。その為、1周、途中経過でも構いませんので、資格の勉強に手を進める事をお勧めします。主には
「ITパスポート」と「基本情報技術者」
になります。SEは全員が取るべき国家資格と呼ばれる2つの資格であり、非常に勉強をする価値があります。面接過程で、「私は既に2つの試験の勉強を進めています。」となった場合、非常に前向きに捉えられますので、どんなタイミングでも遅くは無いので、始める事を、オススメしています。
7)まとめ
記載の内容が重なりましたが、非常に独自性の高い情報も多いです。当社では、転職のキャリアエージェントとして一人一人と向き合い全力を尽くす事を大切にしています。もし、今回の内容やより他の情報を知ってみたい、興味があると、お感じ頂けるようでしたら、下記URLより当社サイトにご予約頂けますと幸いです。候補者の皆様が人生を賭けて転職を行うからこそ、それ以上の熱量で取り組む事を、私達のプロ意識としております。
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