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「複業」で社会貢献という選択肢。

株式会社ジョブサーフは、「複業」を通して自己実現や社会貢献したい方と社会課題解決に取り組むソーシャルセクターを繋ぐサービス社会貢献ジョブマッチング「JobSurf」のβ版リリースに向けて、現在準備を進めています。

ジョブサーフ代表の川口です。

毎日、新聞やネットニュースで、SDGsやESGの話題を目にしない日はなくなってきて、国や企業の社会問題に対する取り組みについて知る機会が増えたんではないでしょうか。

私たち個人においても、コロナの影響によって目に見えて周りの社会や経済が様変わりし、多くの方が漠然とでも社会問題に対して自分ごと化する時間が多くなってきていると思います。

今回は、「働く」を通して実現できる社会貢献の方法について、私の考えを書きたいと思います。

前提、仕事をすることで企業を通した社会への貢献と所得を得ることで消費や納税が生まれる。誰しもが間接的な社会貢献をしています。

ただ、社会や環境が変わる中で、今までの「間接的な社会貢献」だけではなく、仕事を通して「直接的な社会貢献(もしくはその実感)」への意欲が高まってきているんだと思います。少なからずこのnoteやJobSurfに興味を持って見に来てくださっている方はそうだと思っています。

dodaが実施したビジネスマン向けの調査を見ると、約4人に1人がソーシャルセクター(社会課題解決に取り組む企業や団体)で働きたいと希望している状況です。

これは、2019年に実施された調査です。コロナを経験した今では、個人がより仕事を通した生きがい発見や社会への貢献意識が高まっていることから考えると、現在の割合としては更に増えているのではないでしょうか。

ここで着目すべき課題が、社会貢献を仕事にしたいという社会人の約50%が「収入面の不安」から、約35%が「きっかけや機会がないから」という理由から、アクションに移せていない。

これって、社会問題を多くの抱える日本や世界において大きな機会損失だと思いませんか。

必要とされるスキルや経験を持っている方が、その価値を直接社会課題領域に活かせていない。

じゃあ、ソーシャルセクターの給与水準を今すぐ倍増させよう!というのも難易度の高い話。では、どうすればもっと多くの人が不安なく「働く」を通して社会課題領域に関わることが出来るんだろうか

いろんな社会貢献の仕方がある中で、オススメするのが「複業」です。

転職や起業までして直接的な社会貢献していくことは、事実ハードルが高いです。ただ、複業が民主化しつつある今、リスクが少なく直接的にソーシャルセクターに関われる方法じゃないかと考えています。

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参照:ソーシャルキャリアガイドの図を参考に弊社にて一部改変

ここでポイントなのが、対価の発生する「複業」であるということです。(対価を求めない複業の形もある)

直接的なソーシャルセクターへの関わり方の主流として、ボランティアやプロボノがあるかと思います。それを一切否定するつもりはないです。ただ、ボランティアやプロボノはどこまで首を突っ込んでいいのかわからないし、「想い」だけではコミットし続けられないという課題もあったりします。

複業(対価が発生する前提の)だと、やはりコミットの仕方が変わってきます。だからこそ、企業や団体と個人の継続的なWin-Winの関係をつくれ、しかも、直接的・間接的な社会貢献ができる方法なんです。

社会課題に対して直接スキルや経験を役立てたい。けど転職や起業をするのは尻込みしてしまう。そんな方々に向けて、ジョブサーフは、「複業で社会貢献」という選択肢をもっと誰もが簡単に選ぶことができ、踏み出せる状況を作りたい。

そうすれば、社会課題領域の関係人口が増え、各者が取り組む社会課題解決のスピードをもっと加速できるのではないか。そんな想いを持ってサービスを作っています。

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