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アラフィフの転職活動のリアル⑨

前回の投稿から時間が空いてしまった。
今年も酷暑。
暑くてたまらなくてへとへとだったのです。…というのも確かにあるのだけれど、毎日の仕事で精いっぱいで、
帰って家事をして寝て起きてを繰り返す日々だった。

前回までに書いていた職能団体で働き始めたのが3年前の8月。8月になると何となくあの頃のことを思い出す。

しばらく時間が空いてしまったので今のことを書こうと思う。
毎日の仕事で精いっぱいで、というのは今の仕事でということだ。私は3年前に就職したその職能団体を1年半で退職し、今は、とある士業の事務所で事務員として働いている。

というわけで、私はアラフィフで2回の転職活動をした。
今の職場で働き始めてあと少しで1年半。給与も以前より上がって、雇い主も信頼ができて…と、確かに条件はよくなったのだけど、思っていたよりも…つらい!
何がつらいって、新しい仕事をすることがつらい。
50歳ってただでさえ記憶力も体力も衰えるのに、新しい仕事をするっていうことは新しいことを覚えるってことで、それがこんなに大変だとは想像以上だった。

仕事ってやはり積み重ねで、少しずつ経験を積んでいくことで広い視野で仕事を考えることができるようになるものだと思う。多くの人がそうして働いていくものだろう。
ほぼ未経験の仕事を50歳(正確には49歳)で始めたらそれがよくわかる。いくつになっても新しいことは始められるよ、と言うのは簡単だが、仕事においては始められてもうまくいくかはわからないし、それが良いことなのかもわからない、という実感がある。
今の職場の状況を少し説明すると、少人数で、雇い主以外は全員年下(全員女性)。なのに知識と経験は自分が一番少ない。
みんなをまとめる役を担っている私より少し年下の先輩も、私にはたぶん注意もしづらいだろうけれど、指示や指摘をしなければならないことが毎日山積みで、彼女もやりづらいだろう、ごめんなさい、と思う日々。

でもでも、これが私のいけないところなのだが、自分の知識と経験と物を覚える能力の無さが原因で指摘されているのに、その状況が続いたり、少々強い口調で言われると、私だってわざと間違ってるんじゃないんだよー!だったらもっとちゃんと教えてくれよー!と思ってしまう。絶対口には出さないけど。
そんな感情が日々積み重なって疲れてしまったのが、ちょうど転職して1年が過ぎた頃、夏前の時季であったのだ。

これが、転職体験記(?)が滞ってしまっていた原因である。
今年は少し長めの夏休みだったので、だいぶ心の元気を取り戻した気がする。まあまた、つらくなるかもしれないけど。

ということで、次回は、おそらく最後の転職をする前の職場を辞めるまでのことを書こうかなと思っている。






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