ジョブホッパーのキャリアビルディング【社交性とコミュニケーション能力の違い】
一見近しいようで、実は異なる能力なんだなと最近感じます。
社交性とコミュニケーション力。
どちらも、ジョブホッピングする上ではとても大切な能力です。
その違いについて考えてみようと思います。
社交性とは?
1.人とのつきあいを好む、または人とうまくつきあっていける性質。
2.社会を形作ろうとする、人間の特性。
私の中のイメージは、パーティや会食で初見の人とも親しく話ができる人。
というイメージです。
うまくつきあっていけるように演出できる人。という感じでしょうか。
いま所属している会社の社長は、まさにこんなタイプです。
初見の人と話すきっかけを作るために、あえて変わったデザインのブローチを着けていったり、共通の知人の情報をきちんと調べたうえで、接近する。
パーティ会場では、まさに戦略家です。
コミュニケーション能力とは?
コミュニケーション能力は、「他者と意思疎通を上手に図る能力」を意味する。◎wikiより
他者との意思疎通。
相手に自分の思いや考えを伝えるために、想像力を駆使して向き合う。
相手の考えを理解するために、思いやりを持って相手の話を聞く。
『他者』との関係性のなかでの、想像力や伝達力が求められるということでしょうか。
社交性とコミュニケーション能力の違い
前述した社長は、初見の人からの印象はとても良いのに、
社員からの人望はゼロです。
ここに、社交性とコミュニケーション能力の違いを感じます。
社交性は瞬発力。コミュニケーション能力は持久力。
そんな気がします。
人と親しくなるのには、共通項を見つけていけばどんどん距離は縮まりますが、
信頼関係を築くのは、ある程度の時間が必要になりますよね。
第一印象から信頼できそうだと思える相手もいますが、とはいえ、その直感を確認するように、その後の経過が必要になります。
前述の社長は、初見の人との関係はすぐに縮めることはできるけど、社員との信頼関係を築いていくために必要な、他者を思いやる気持ちや想像力がかけているのかもしれません。
ジョブホッピングをする上では、どちらの能力も大事になると思います。
面接のときには社交性、入社後はコミュニケーション能力。
面接では、相手の質問の意図読んで、意思疎通させていくことが求められます。瞬発力を持って対応していかなくてはなりません。
入社後は同僚や上司との関係構築。他人同士なので、最初はうまくいかなくて当然です。
トライアンドエラーを繰り返しながら、信頼関係を築いていくのです。
いずれの能力も、まずは相手を思いやることから始まるような気がします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?