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退職するときに知っておくべきこと

退職ってめったに経験することではないので戸惑いますよね。

会社としてはやめて欲しくない、辞めるとしても引継ぎなど考えて、なるべく長く働いてほしい。

いろんな思いが絡み合うので、なかなか思う通り退職できないもんです。

上司ですら退職のルールを知らないことが多く、無理難題を押し付けてくることがあるのである程度の基礎知識をもって退職に臨んだ方がいいでしょう。

まず、退職は円満に行うことをおすすめします。

もうこんな会社とは二度と関わらないと思っていても、
5年後とか10年後に一緒に仕事するとかOB・OGに会うなんてことも出てきますからね。

期間の定めがない雇用契約の場合、退職の2週間前までに退職届を
提出していれば退職は可能です。
ただ、ほとんどの会社が会社の就業規則で退職の3ヶ月前までに退職を申し出るようにというのがあるので、引継ぎ期間を考えて、あまり直前に言うのではなくある程度余裕を見て会社に話をすることをお勧めします。

同業他社に転職可能かという話ですが、法律上は問題ありません。
ただ、無用なトラブルを避けるためにあまり転職先は言わない方がいいでしょう。会社によっては競業避止義務規定に関する誓約書へのサインなどを求められますが、内容はきちんと確認して、場合によっては会社に内容の変更などをお願いしましょう。

あと、競業他社に移ることは法律上問題ないですが、
機密情報の漏洩はそれとは全く別の問題なので注意してくださいね。

退職時に有給休暇を取得することも忘れないようにしてください。
引き継ぎのスケジュール、転職先の開始日などと調整が必要だと思いますが、1ー2ヶ月引き継ぎ、その後、有給消化して転職というのが多いと思います。

転職した会社で早々に有給休暇は使えないので、転職前にきちんと休んで次の会社で働くための英気を養っておくのがいいでしょう。

どうしても会社との交渉がうまくいかない場合は、退職代行などを活用するのもいいのでは無いでしょうか。

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