ピクシブGWオンラインインターンに参加させていただきました

こんにちは。じょばです。

2020年の5/4~5/6に開催されたピクシブGWオンラインインターンに参加してきたので、Imagine DragonsのEvolveを聞きながら備忘録として連連と体験したことをまとめていきたいと思います。

書類応募から結果通知まで

もともとpixivでイラストを見るのが好きで、今回のオンラインインターンについても、何かを経由ではなく直接ピクシブの公式サイトで知りました。
余談ですが、カタカナのピクシブは会社、全て小文字のpixivはメイン事業であるイラストサイトのSNSとのことです。
ピクシブ社内でも厳密に使い分けていました。

書類応募のエントリーフォームでは名前や住所などの個人情報に加え、インターネットで好きなものとそれの理由を書く欄が用意されていました。
小学5年生からesportsに傾倒したことを書き込み、エントリー。
ピクシブと全く関係ないことだったため少し心配だったものの、無事面接へとコマを進めました。

面接はGoogle Meetで行いました。
面接時間になったら送られたURLをクリックし、部屋に入室して社員の方お二人と面接をしました。
よく聞かれることからエントリーフォームに書いたFPSに関することも聞かれました。
お二方の内一人はesportsについて知識があり、もう一人はesportsにあまり馴染みがなかったとのことで、初見で疑問に抱きやすい質問から深掘ったものまで受け、30分ほどで終わりました。

翌日選考結果を受け取り、参加が決定しました。
むっちゃ嬉しかったです。

インターン中の大まかな流れ

今回のテーマは、
「ピクシブの全てをつかって創作活動を盛り上げる企画を立案する」。

盛り上がるってなんぞや?を自分の中で考え、ビジネスに通用するレベルにまで論理的に落とし込む作業は大変でしたがとても楽しかったです。

DAY1

9:00起床。10:00開始だったので、やや余裕を持って朝起きました。
私はピクシブ本社から1時間以上離れたところに住んでいるので、普通のインターンだった場合遅刻しますごめんなさいコールをするところですが、今回はオンライン。
最速通勤時間はパソコン前までの10秒。
最高です。

10時になるとZoomで諸手続きや参加者との対面、そしてメンターになってくださる社員の方々とお互い自己紹介をしあいました。
その後、企画書の作り方やコツなどをご教授いただき、本インターンのテーマである「ピクシブの全てをつかって盛り上げる企画を立案する」の課題に早速取り掛かりました。
メンター方からありがたいフィードバックを頂き、ある程度の方向性を固め、いつの間にか19時。
今日やったことをまとめた日報を提出し、DAY1を終了しました。

DAY2

9:30起床。最高です。

10時から課題の続きをし、昼休憩を挟んだ後に1時間ほど座談会が開かれました。
ピクシブの公式サイト上では得られない社員方の生の声を拝聴でき、自分がピクシブで働くイメージができるような、そんな座談会でした。
その後、もう一度課題タイムに突入。
再度フィードバックを受け、最終的に発表するテーマが決定し、それを裏付けるデータを調べたり、社員方からピクシブが集めているものを拝借したりしている内に19時。
この時かなり詰まっていたこともあり、メンターの方一人と20時まで個別で話し合っていたりしました。
夜遅くまで対応して頂き、本当にありがとうございました。

DAY3

9:40起床。寝坊しかけましたが何とか太陽の光に救われました。最高です。

いつもどおり10時から課題の続きをしていたところ、昼休憩を挟み、16:30まで課題タイム。
16:30から全参加者と社員方に加え、役員の方2名を交えて全員に最終発表をしました。
最終フィードバックを受け、打ち上げ、そして解散です。

所感(ビックリしたこと・良いなって思ったこと)

実務的なリモートワークを体験できた

コロナ禍の影響で、ピクシブ株式会社では全社的にリモートワークをおこなっているということで今回のインターンもほぼ実務と同じようなものだったとのことです。
出勤時間は皆無で、通勤ラッシュや帰宅ラッシュなどとも無縁。
自分のペースで作業をすすめることができ、リモートワークは結構自分に合う働き方なんだなと実感できました。

個性豊かでハイスペックな参加者

誰もが聞いたことのある有名大学出身者、絵が専攻の芸術大学生、動画配信者…まるでダイバーシティを定義できるような環境でした。

個人戦

全参加者は合わせて5名でしたが、チームを組んで1つのものを発表するという形ではなく、個人で考えて個人で発表する形式でした。

最初そう聞いたときは結構不安で、というのも私自身今まで何度かインターンシップに参加したことはあるものの、それらは全てチームで取り組む形式のものでした。
いつも優秀なチームメンバーに恵まれた私は、良い意味でも悪い意味でも特に苦労すること無く様々な企画や職務体験をしてきました。

しかし、今回はメンターの助力はありつつもほとんどが最初から最後まで自己責任。
頭をフル回転させて進んでは止まりを繰り返し、作業を進めました。
今となってはこんな自分でも最後までできたんだと自信がつき、3日間と非常に短い間でしたが飛躍的に成長できたのではないかと思いました。

適切なフィードバック

メンター方から頂いたフィードバックは適切な負荷のかかるものばかりで、自分が飛躍的に成長できたと感じた主要因の1つであると思います。

他でインターンを受けると、実務的な全体フローを学ぶのにはいいのですが、進行で詰まった時には大抵優秀な学生に一任してしまうか、メンターがほぼ絶対的な答えをポロっと提示してきちゃうような環境でした。
他力本願にならざるを得ない状況を作り出してしまう自分の能力の低さに辟易しつつも、仕方のないことだとも割り切っていました。

しかし今回のオンラインインターンは先述した個人戦だということもあり、チームメンバーからの助けを請うこともできません。
メンターの方々は1を聞いたら100返してくれるような猛者ばかりなのですが、聞いたこと以外のことは言及しませんでした。
結果、考える途中で私がアイデアを変えることはありましたが、他者からの直接的な影響によって私自身が考案したものを変えるようなことはありませんでした。

その中でも特にタメになったフィードバックを挙げると…

①「最初のアイデアとしては良いけど、地に足がついてる感じがして現実的。これだとアイデアがこれ以上膨らみにくくなってしまう。」
初日に自分が考えてきたアイデアをメンターにお伝えした際に頂いたフィードバックです。
グサッと何か感じたほど痛感しました。
当初はインターン前に考えたアイデアで進めようと考えていたのですが、それ以外にも通算10個以上にまでアイデアを膨らませ、最終発表では最初に考えたアイデアとは全く別のものを発表することになりました。
今回のインターンを通じて、いやいやそれは流石に実現不可能やろって思うような案まで出すような胆力も身につき、企画のやりがいと楽しさの本質に近い御言葉なのかなと今では思います。

②「思いつく限りの手段をバーっと挙げ、そこから自分のコアになるものを抽出する・創作活動を取り巻く今の環境や状況が抱えている問題や課題、痛みを洗い出す」
アイデアを出し尽くした後、どうやってそれをまとめるか、何を最終的に発表するかを決めきれない時に頂いたフィードバックです。
このフィードバックを受け取った後、自分の原体験に基づき、当時これじゃないと嫌だなと思えるアイデアに巡り会い、それを最終発表にもっていきました。
今回の企画に限らず、他にも応用できるフレームワークで、個人的に目からウロコでした。

③「使えるものは使ったが使えきれなかったよね」
最終発表後に頂いたフィードバックです。
言われた時リアルにぅぁぁぁぁって悶えた記憶があります。
というのも、実際最終発表の時に詰めが甘かったところがボロボロと出てきたのはこれが原因だったのかなと自分でも思います。
メンターの方々には何度も意見を頂戴したのは良かったものの、うまくそれを活かしきれなかった。
もっと深掘って聞きたかった質問など自分の中でひっかかるところはあったので、無意識に躊躇していたのかも知れないです。
もっと最終発表を改善できたはず。
ぅぁぁぁぁ。

他にも色々とあるんですけど、長くなるのでここらへんで割愛します。
個人的に一番参加してよかったと思えるポイントでした。

三日目の昼、ドアベルが鳴る

いつも通りの昼下がり、唐突にドアベルが鳴り、出るとダンボールを持ったお兄さんが立っていました。
荷物の宛先は自分の住所で、差出人はピクシブ株式会社。
中を開けてみると焼き鳥やスモークチキン、ハンバーグなどの食品が詰まっていました。
なんと、打ち上げ用に会社から支給してくださったのだとか。
食レポとか苦手なので味とかうまく伝えられる自信ないんですけど、
めっちゃめちゃめちゃめちゃ美味かったです。
最高でした。

打ち上げ時の雰囲気の良さ

これは結構個人差あるんですけど、打ち上げの時、各々の取る行動が多種多様で、その時の雰囲気が結構好きでした。
Zoom飲みを楽しみ談笑する人、何か別の作業をしている人、布団の中から参加している人、どうぶつの森をやってる人…
それぞれ好きなことをやっているので息苦しさがなく、私は快適に感じました。

「当たり前の基準をあげていく」

打ち上げの時にメンターの方がこう仰っていたんですけど、当たり前の基準が高い社員方が多い会社であるからこそ、各々好きなことをしても許される風土が浸透しているのかなと思いました。
それ以外にも何かしらアクションを起こす時、それを当たり前だと思うことで「意識が高い」といった暑苦しさがなく、皆さんの向上心がスゴく爽やかに感じました。
言葉にしづらいんですけど、優秀な人達が集まることによって形成される洗練された雰囲気?っていうんですかね?
頭の下がる思いしかありません。
恐れ入ります。

終わりに

以上、ピクシブGWオンラインインターンの簡単な概要と個人的な感想をまとめました。

優秀な方々に囲まれ、3日間がむしゃらに走りきったGWインターンシップでは自分の非力さにガックリしたり、最終発表の時にうまく行かず少し凹んだりしたものの、大局的に見れば必ず良い経験になるようなもので、非常に有意義な時間でした。

この場を借りて、本インターンシップを企画してくださったピクシブ株式会社の皆様に感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

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