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投資初心者必見!3分で分かる投資用語解説【PBR編】
株式投資をするうえで、「この会社の株は割安なのか?」と考えることはとても重要です。
そこで役立つのが PBR(株価純資産倍率) という指標です。今回は、投資初心者の方にもわかりやすくPBRについて解説します!
1,PBRとは
PBR(Price Book-value Ratio)とは、株価がその会社の純資産(資産から負債を引いたもの)の何倍になっているか を表す指標です。計算式は以下の通りです。
PBR = 株価 ÷ 1株あたりの純資産(BPS)
例えば、ある会社のPBRが「1倍」の場合、その会社の株価は「純資産と同じ価値」と評価されていることになります。一方、PBRが「1倍未満」だと、市場での評価が純資産よりも低い(割安)と見なされることが多いです。
実際に、株探を使って確認してみましょう!!
![](https://assets.st-note.com/img/1739151296-tfkGaDNCI8jlWBq4AZ9Fp0ux.png?width=1200)
株探で銘柄検索をすると、右側にPBRの情報が記載されています。
また、決算をクリックすると1株あたりの純資産(BPS)が確認できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1739151386-GMfeCmAwTVnDhBs08Exi6S3U.png?width=1200)
決算をクリックし、下にスクロールすると「財務」の欄に記載があります。
株探ではBPSと記載はなく、1株純資産と表示されているので注意してください!!
実際に計算してみると.…
株価 ÷ 1株あたりの純資産(BPS)=PBR
15,340÷1,993.35=7.69668・・・
PBR7.70倍とほぼ同じ値ですね!!!!
2,PBRの活用方法
割安かどうかを判断する
一般的に PBRが1倍未満 の企業は、株価が純資産より低く評価されているため「割安」と考えられます。
ただし、割安だからといって必ずしも買い時とは限りません。業績が悪化している企業は、PBRが低くても株価が上がらないことがあります。
業界ごとの違いを考慮する
PBRは業界によって平均値が異なります。例えば、金融業はPBRが低めになりやすく、成長産業(IT企業など)はPBRが高めになりやすい傾向があります。同業他社と比較して判断することが大切 です。
他の指標と組み合わせて分析する
PBRだけでなく、PER(株価収益率)やROE(自己資本利益率)といった指標も一緒に見ることで、より正確な投資判断ができます。
まとめ
PBRは、株価が企業の純資産と比べてどれくらいの水準かを知るための重要な指標 です。特に、割安株を探す際に役立ちますが、業績や業界ごとの違いも考慮することが重要です。
ぜひ実際の銘柄をチェックして、PBRの活用方法を試してみてください!
次回は、「ROE」について解説をしていきます。
お楽しみに〜〜〜!!!
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