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マンガは私の先生。③ヒーローのなり方を教わった。

いやいや、このシリーズ。
書けば書くほど、昔のはずかしい思い出が、出てくるわ出てくるわ。
まあ、投稿のネタになるので、助かってますが。笑。

というわけで、今回も、藤子不二雄。
今回は、Fさん、藤本さんの方。
みんなご存知「パーマン」ですね!
今回は、そんなパーマンに憧れた、思い出の話。

小学館・てんとう虫コミックスの表紙より。
おおっ、ナンだかアメコミ風!
昔の「虫コミックス」版のオマージュにも見えますね。

藤子Fさんの作品といえば・・・

ところで、藤子・F・不二雄さんといえば。
私が特に好きだったのは「パーマン」。
そして、「T.P(タイムパトロール)ぼん」。

「ドラえもん」は、映画原作の長編が好きでしたね。
「のび太の恐竜」のラストは、今思い出すだけでも、涙が出そうになる。
「のび太の宇宙開拓史」も感動した。遠い宇宙の友達と、友達になれるなんて。

まあ、今回の本題は「パーマン」なので、それはさておき。


あのお手軽な変身がいい!

さてさて、パーマンの魅力。
パーマンはね。
あんなにカンタンにヒーローになれるんだ、ってのが、夢があったんだよね。
女の子が、魔法使い、魔女に憧れるのと、おんなじ心理なのかな?
平凡な男の子が、ポケットから出したマスクとマントをつけるだけ。
あっという間に、みんなが憧れるヒーローに早変わり。
しかも、いかにもヒーロー的な派手派手しさとかが、まるでないんだよね。
自然体で。何だか生活感あって。

そんでもって、強い!
そこが、ステキだったんですよ。

自分のところにも、バードマンがきてくれないかなー。
なんて、本気で思ってましたね。
それこそ、サンタさん以上に信じてた。笑


屋根の上で、パーマンごっこ

それでね。
いつからか、自分もパーマンになりきって、遊んでたの。
でも、まずパーマンセットがなくては。
さあどうしようか。

まずマント。
「風呂敷」を、タンスから引っ張り出してきた。
風呂敷を首で結んで、出来上がり。
おっ、いいねぇ!
ナフタレン(防虫剤)のニオイがツーンとするけど。笑
しょうがない。普段、風呂敷なんて使わないもん。
でも当時なら、どこのお家にも風呂敷ってあったと思うよ、たぶん。

次はマスク。
これは、野球帽で代用。笑

色も似てるし、いいじゃん。
内側に、砂よけのバイザーが付いてるんだよね。
それを外側に、パタンと折り返して、かぶる。
お、目から上が隠れた!
これで正体がバレずにすむ。笑

ヤクルトスワローズのマークがついてるけど・・・笑。
ま、こまかいことには、こだわらない。

目隠し、って。こんなのね。
全然、パーマンマスクとは似てないんだけど。
ま、顔が隠れりゃいいや、って。強引に納得してた。笑

・・・あ、そういえば、バッジがないね。
どうしたんだたっけ?厚紙に描いたんだっけ?
思い出せない。まあいいや。笑


んで、いよいよパトロール。

当時、小学3年生のとき、首都圏の一軒家に住んでてね。
ホントに、屋根の上に乗っかってた。笑
おうちの2階が、私のこども部屋でね。
窓から、屋根の上に出られるんだ。

「パーマン出動!」
よいしょっと。
まず机の上に乗って、っと。
で、窓から出てと。屋根がわらの上に乗っかる。
落ちないかなぁ・・・ちょっとコワイ。
「さあパトロールだ、とうっ!」
手をウルトラマンみたいに伸ばして。
屋根の上で、トントンスキップ。
右へ、「とうっ!」
左へ、「とうっ!」
右に左に、飛び跳ねる。

・・・あの姿、近所の人たち、どう見てたんだろ?笑

いや、うちの裏側が集合住宅だったの。
だから、みんな、丸見えだったはず。
「まーたあの子、屋根に乗ってるよ」って。
たぶん、思われてたんだろーなぁ・・・笑

こんないいものが、もっと早く発売されていればねぇ。
まだ当時は、売ってなかったんだ。
もっとあと、私が中学1年生のころに、やっと発売されたの。
ま、さすがの私も、中1でパーマンごっこは・・・。苦笑

で、それだけでも、飽き足らず。
ホントにパトロールに、出かけちゃうんだ。
もちろん、飛べないよ。笑
そのカッコのまんま、近所を、走り回っちゃうの。笑
だだだーっ、ってね。


・・・なんだろねぇ・・・。
はずかしさとか、全然なかったのよ。
今から考えると、なーにをやってるのやら。笑

何歳くらいまで、やってたっけなぁ・・・?
小学校3年生から、えーと、小4くらいまで。笑
風呂敷ひらつかせて街じゅう駆け回る、小学4年生って、一体・・・。

まあ、今思い出すと、かわいいですけどね。


まとめ。

ちょっと真面目な話でしめくくりますけど。
「ごっこ遊び」とか、「なりきり遊び」って、こどもの発達上、とても大切な遊び経験なんだそうですね。
女の子の、お人形さんごっこ、とか。
男の子の、ヒーローごっこ、とか。
思いやり、想像力、社会性など、心の様々な面で、発達をうながすのだそうです。
機会があれば、児童心理とか発達心理学にお詳しい方から、さらに聞いてみたいですね。

ともあれ。
マンガって、ただストーリーを楽しむだけではなく。
いろんな学びや体験のきっかけになるんだな、って。
自分の体験からも、改めてそう感じますね。

また昔の思い出とか、思い出したら、投稿します。
以下、今回、お世話になったイラスト等のリンクです。


・・・おまけの余談。

最後に、話が変わるのも、ナンなんですが。

あの高揚感あるオープニングにワクワクした

あの、パーマンのオープニングって、ワクワクしませんでした?
とにかく曲がいい!
もちろん映像も、いい感じで。
あのアニメで、それまで好きだったパーマンが、ますます、好きになりました。
名作オープニングですね。まさに。

ここから先は、ホントに余談なのですが・・・

自分の中で感じてる「アニメの名作オープニング」って、ありません?
曲と動画が、見事にハマってる、名作!ってのが。
体操でいうところの、オール10点で、ピシッとキマった感じのもの。
例えば有名なのが、「マクロス」とかね。
パーマン(カラー版)のオープニングも、その名作に数えられていいと思う。
そのくらい、ワクワクしましたね。
最後に、全然関係ないのですが。私がよく見てるリンクを貼っちゃいます。
こういうのも、好きだったりします。
今回のテーマとは異なるので恐縮ですが。

あ、そういえば。
アニメのパーマン(カラー版)と、マクロスって、ちょうど放映年代がほぼ同じでしたね。私も、同時期に、広島で見てました。
いい時代でしたねぇ・・・
・・・って、こればっかりですが。

2024.12.16

文中の写真はこちらからも引用。

ありがとうございました。2024.12.16

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ぼっちスト・茶凡頃(ちゃぼんごろ)
申し訳ないです!まさかチップをいただけるなんて、思ってませんでした。ありがとうございます!